暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0009話『会談準備』
[1/2]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
翌日の事であった。
執務室に吹雪、夕立、睦月のアニメ主役組三名が遊びに来ている時の事だった。

「司令官。駆逐艦を代表して報告しますがインフラ事情以外は概ね駆逐艦寮は大体問題はなさそうでしたよ」
「ありがとう、吹雪」
「いえ、ですが司令官の姿には驚かされましたね。まさか榛名さんと一体化しているなんて…」
「吹雪ちゃん、その話はもう宴会の時に十分聞いたっぽい」
「そうだけど、いまだに驚きだよ〜」

三人がワイワイと騒いでいる時だった。
そこに二式大艇ちゃんで鎮守府周りを哨戒偵察してもらっている秋津洲が部屋に入ってきた。

「提督! 先日に一緒にいた久保提督って人が指揮艦船に乗ってやってきたかも!」
「そうか。話がもうついたのかな?」
「それと、それとは別にもう一隻指揮艦船が来てるよ。誰かな…?」

秋津洲のその発言を聞いて考え込む。
おそらく久保提督より上位の提督…おそらく元帥か大将クラスの人物がやってきたのだろうと思う。
自覚している事だけどうちの鎮守府はこの世界ではいつ起爆するか分からない爆弾のようなものだ。
だから久保提督達も慎重に人選をしたんだろうな。

「わかった。私も港に出てその二隻の船を歓迎する準備をする」

それで私は鎮守府内なら予備電力施設で使える電話で工廠へと電話をする。

『はいはい! なんでしょうか提督?』
「明石か。至急ですまないが工廠の妖精さん達を招集してもらって構わないか?
うまく話が通れば今日中にもインフラ整備に着工できるかもしれないから」
『わっかりました! すぐに集めておきますね』
「頼む」

それで明石との通話を切った後、次は大淀二人(誤字ではなく本当に二人いる)を呼ぶことにした。
二人とも同型だから軽巡寮で同じ部屋で暮らしている。
同じ思考で混乱するんじゃないかと最初は思ったが、この鎮守府ではもう普通に通用するから気にはしていないという。
それに交代制で任務娘として私に任務の案内をできるということで循環はいいと言う。
なんせうちは久保提督に伝えたように潜水艦は東部オリョール海海域を周回するために伊58、伊168、伊19、伊8はそれぞれ六名ずついるんだから今更である。
他にも同型の艦娘だけど千歳、千代田は軽空母と水上機母艦で二人ずついる。
さらには鈴谷もこの間、運営からの情報で軽空母になるかもという報告がありすぐに二人目を確保してあの体力を大幅に消耗した改二実装までの魔の十日間で練度1から88まで寝る間を惜しんで上げて、そのおかげか今では改二と航改二で使い分けている。
そしておそらくまだ明言はされていないが熊野も同じ仕様になるだろうから今現在二人目を余裕を持って練度上げ中だ。
コンバートで艦種が変化する可能性が少しでもありそうな艦娘は二人目を育て
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ