ブルネイ春のサンドイッチ祭り!その3
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一幕が出てくるのだ。
散歩の途中、腹が減って神田の洋食屋に立ち寄り、ポテトサラダを持ち帰りで包んでもらう。それを持ち帰って食パンに挟んでサンドイッチにし、それを肴にビールで一杯。なんとも贅沢な一日の過ごし方である。他にも池波正太郎の美食エッセイは沢山ある。酒も好きな方だったので、興味が湧いたら読んでみるといい。ただし、空きっ腹で読むと地獄を見るぞ。
「ん〜!美味しい!」
「炭水化物に、炭水化物……何ともおバカな組み合わせだけど、逆にそれが良いよねぇ」
パン+炭水化物は美味い。焼きそばパン然り、コロッケパン然り。確かにアホっぽい組み合わせだが、それがいい。それでいい。……さて、もう一種類味の違うポテサラサンドを作ろう。こっちはちょっぴり大人味の『アンチョビポテサラサンド』だ。
《お酒のお供に!アンチョビポテサラサンド》※分量2人前
・食パン4枚
・バター:20g
・粒マスタード:小さじ1
・マヨネーズ:大さじ2〜3
・アンチョビペースト:チューブで2cmくらい
・ジャガイモ:1個
・キュウリ:1/2本
・塩、胡椒:少々
さて、作っていこう。バターは室温に戻して柔らかくなったら粒マスタードと練り合わせておく。ジャガイモは濡らしたキッチンペーパーでくるみ、更にラップで包んだら600wのレンジで4分チンする。キュウリは縦に半分に割って半月切りにしてから軽く塩を振り、塩揉みしておく。
味の決め手はアンチョビだ。最近はアンチョビのペーストがチューブに入って売られているので、そちらを使った方が楽に作れるぞ。缶詰のアンチョビフィレを使うなら、1枚を包丁でペースト状になるまで叩いて使おう。
チンしたジャガイモの皮を剥き、熱い内に潰しつつ塩揉みしたキュウリ、アンチョビペースト、マヨネーズと合わせる。もちろん、キュウリは水気を搾ってからだぞ?よく混ぜ合わせてから味見をして、黒胡椒で味を整える。塩揉みキュウリとアンチョビの塩気で足りると思うが……まぁ、味は適宜調整してくれ。
仕上げにマスタード入りバターを片方のパンに塗り、もう片方はアンチョビポテサラを塗る。そしてその2枚をドッキングさせれば完成だ。
「さっきのポテトサラダのサンドイッチは、ご飯ってかんじだったけど、こっちはおツマミっぽいね!」
「うん、シンプルだけどそれがいいな」
中々分かってるじゃないか。さてお次は〜……と、アボカドがあるな。コイツで一品といくか。
《和風!アボカドサンド》※分量2人前
・食パン:4枚
・アボカド:1個
・花かつお:1パック
・マヨネーズ:大さじ2
・醤油:小さじ1
・ごま油:小さじ1/4
・バター
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