26部分:第三話 忍の掟その四
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る」
「兄ちゃん、またかよ」
小次郎は顔を顰めさせてその顔を竜魔に向けた。
「今度は何なんだよ」
「御前に聞きたいことがある」
真剣な顔と声で竜魔に対して問うてきた。
「御前にとって忍とは何だ」
「忍かよ」
「そうだ」
それをまた言う。
「答えよ。それは何だ」
「そんなの決まってるじゃねえかよ」
小次郎は軽い調子で竜魔に言葉を返してきた。
「忍術で敵をバッタバッタと薙ぎ倒していくスーパー戦士だよ」
派手に両手で木刀を振りながら言葉であった。
「そうじゃねえのかよ」
「馬鹿を言え」
竜魔は小次郎のその言葉を一言で完全に否定した。
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