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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0008話『幕間 提督の話し合い』
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ない。君の成績は私も知っているからな。安心できる。ただし、一回榛名提督との会談を設けようと思う。私も一回会わねば信用されないだろうからな』
「わかりました。早速明日か明後日にでも榛名提督のもとへと向かいましょう」
『うむ、そうだな』
「それに榛名提督が言うには燃料や弾薬と言った資材は十分にあるがそれでも数は有限だからいずれは枯渇してしまうだろうと言っていました。
そして他にもおそらく食料や水などの備蓄関係であちらの世界から着の身着のままで来てしまったのですから、ライフラインを確保するのも第一かと。
連絡をするだけで一々艦娘を派遣するなど非効率で原始的すぎますから」
『うむ…君は確かに優秀だな。そこまで考えているとは…。
あい分かった。
榛名提督と会談を設けた後は電気やガス、水と言った諸々の施設などを設ける工事でもするとしよう。
今頃はあちらもその問題に直面していると思うからな』
「おそらくは…」

久保提督と柳葉大将が想像しているのだろう二人して電話越しに唸っていた。









…二人の想像通りに翌朝、宴会の後始末をしながらも、

「…さて。ではこれからこの世界で暮らしていく上で大事な事がある」

私は今現状の鎮守府の状況を執務室で大淀に聞きながらも唸っていた。

「はい提督。現状は厳しいものがありますね。電気に関しては自家発電施設が存在しますが水やガス、他にも消耗品と言ったものがあらかた不足気味です」
「そうなんだよなぁ…昨夜は宴会とかやったけどあれですら厳しいものだったんだろう?」
「はい…それで主に駆逐艦の子達からトイレやお風呂などの施設がまともに使えなくて不満の声が上がっています」
「だろうな。これは早急に久保提督と話をしないとまずいかもしれないな」
「はい」

それで私と大淀は大きなため息を吐くのであった。

【工廠の妖精達と話し合って無断でライフラインを確保しましょうか? やろうとおもえば一日で整備できますが…】
「それだけはやめてください。せめて了承を得てからでお願いします」
「そうです。余計な火種を起こすのだけはやめてください」

妖精さんの発言は当然却下されたのは当然の事だった。


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