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風魔の小次郎 風魔血風録
21部分:第二話 夜叉八将軍その九
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ぇっ、どいつもこいつもよ」
「とにかくだ」
 今度口を開いたのは霧風だった。
「相手は夜叉八将軍だ。かなり手強いぞ」
「だからこそ我々が来た」
 竜魔が答えた。
「あの陽炎の相手をした十蔵と雷炎の傷を見たな」
「ああ」
「それはな」
 皆それを思い出す。二人の傷はかなりのものだったのだ。
「あの二人がな」
「それを考えればやはり我等しかいないか」
「夢魔さん連れて来れなかったのが残念ですね」
 麗羅はそれを言った。
「こっちは数が一人足りないですし」
「言っても仕方ないことだ」
 それには項羽が答えた。
「伊賀の奴等の動きが気になるからな。抑えだ」
「そうですね。それじゃあ」
「わかったな。さて」
 麗羅にこう告げてからまた述べた。

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