ガンダムW
1667話
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普通なら、そのどちらかを選べと言われれば前者を選ぶのは当然だろう。
「よし、じゃあ俺達もシャドウミラーに割り当てられた区画に向かうか。凛、準備の方は?」
「大丈夫よ、人数分は……いえ、それ以上の部屋の用意とかもしっかりと出来てるから。もっとも、用意すべき物はこれといってなかったんだけど」
コロニーの中という事で、元々ある程度の設備は最初から整っている。
200人も来れば色々と問題が起きただろうが、幸いにもというか、20人程度だしな。
「じゃあ、そいつらの案内を頼む。俺はドクトルSをハワード達の下に案内してくるから」
「そう? じゃあ、アクセル達がいない間の事は今夜ゆっくりと聞かせてね。勿論綾子も」
どこか悪戯っぽい笑みを浮かべ、俺と綾子を見ながらそう告げる凛に頷きを返し、少し離れた場所にいるドクトルSへと話し掛ける。
「ハワード達の所に行くから、こっちに来てくれ」
「うむ。……直接会うのは随分と久しぶりだ。どこかこう、緊張するな」
「そうか? ……まぁ、そりゃそうか」
ドクトルSにとって、10年以上振りの直接の再会だ。
そう思っても……うん? ただ、バートン財団の下にいたんだよな。
で、オペレーション・メテオを……真のオペレーション・メテオを考えたのがデキムやカーンズである以上、その線から他の科学者達に会っていても不思議ではないと思うんだが。
……まぁ、その辺は直接会ってみれば分かる。
そう考え、俺はドクトルSを引き連れて移動を開始するのだった。
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