暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1667話
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テルスの関係なんだろう。
 デスサイズならその辺りはそんなに気にしなくてもいいのかもしれないが、そもそもピースミリオンが建造されたのは随分と前の話だ。
 技術的にどうしても古くなってしまうのは仕方がないだろう。
 それでも当時最高の技術を使って作っただけに、どうしても設計がシビアになるのは仕方がない。
 それこそ、改修作業をするのであれば、1から新しい軍艦を作った方がいいらしい。

『戻ったか、アクセル』

 映像モニタに映し出されたのは、セプテム。
 D-120コロニーにある軍事基地の司令室にいるのだろう。背後では色々な者達が忙しく働いている様子が見える。
 ……まぁ、ピースミリオンの存在を考えれば当然か。

「ああ。……ちょっと問題はあったけど、こうして無事ピースミリオンは持ってきた。以前からの約束通り、ピースミリオンはシャドウミラーの所有という事にするが、構わないな?」
『ああ、勿論だ。寧ろ連合軍としては老朽艦でも軍艦を2隻譲渡して貰った事に感謝している』

 そう言うセプテムだったが……後ろにいる何人かの軍人は、苦虫を噛み潰したような表情をしている。
 まぁ、実際に自分の目でピースミリオンを見れば、それがどれだけ巨大な存在なのかが分かるしな。
 原作のリーブラを見ても分かる通り、W世界の人間は巨大建造物に対して深い畏敬の念を抱く。
 いや、それは別におかしな話ではないのだが……例えば、SEED世界で作られたジェネシスは巨大建造物だが、ザフトの象徴的な意味は持たなかった。
 そう考えれば、程度問題ではあるがW世界の人間は巨大建造物に対して抱く畏敬の念は強いのだろう。
 ともあれ、そんな巨大建造物……というか、巨大艦のピースミリオンがシャドウミラー保有となった事に、面白くない者は決して少なくないのだろう。
 だが、それでも宇宙で俺達がやってきた行動を思えば、それに異を唱える事は出来ない。
 それにセプテムが言ってるように、老朽艦ではあっても軍艦が2隻も増えたというのは、今の連合軍にとって都合がいいのは事実だ。
 ……MDの制御システムは、離れていると効果はない。
 それを考えれば、ピースミリオンはそっちに向いていないと思うんだけどな。
 ともあれ、少なくても表面上は何も問題ない感じで会話は続く。

「ドクトルSを含めた連中の報告については、もうそっちにいってるんだよな?」
『ああ。バートン財団の中からシャドウミラーに合流を希望する者は、そちらで引き取ってくれて構わない。ただ、事情聴取はさせて貰いたいが?』
「それは問題ない。けど、一応その場にはシャドウミラーからのメンバーを立ち会わせるが、構わないな?」
『ああ』

 言葉少なに、セプテムが頷く。
 実際にはバートン財団の情報は自分達……連
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