第三章 X《クロス》
浸食
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ったらバチッて言いやがった!!」
飛び降りてでも早く到着し、下の皆を助けようと出ようとして、扉に手をかけたモモタロスがいきなり走った電流にたじろいでしまう。
その状況に、良太郎がどうしたのかと声をかけた。
「一体何が・・・・(ババッッッッ!!)うわっ!?」
しかし、そう疑問に思った瞬間、外からのであろう電撃によって、デンライナーが揺れ所々から火が上がる。
デンライナーには乗車車両と戦闘車両がある。
戦闘車両はかなり頑丈なのだが、乗車車両はそうでもない。相手の強さにもよるが、簡単に破壊されてしまいそうな代物だ。
そこに襲いかかってきたのは・・・・・・
「やっと出てきたかデンライナー」
地上に、一体の黒い影が立っている。
その影は片腕を上空のデンライナーに向かってかざし、なおも電撃を放ち続けている。
がたがたと揺れながら走って何とか着地しようとするデンライナー。
右から左へと上空を走っていくが、こいつの電撃はそれも追っていく。
「美琴嬢が目覚めたとき対処できるのは私だけなのでな。チャッチャと終わらせて私は帰らせてもらいたい」
エレクトリックエェルアンデット
そいつが、着地して炎と火花を上げるデンライナーに向かって悠々と歩いていく。
狙うは十人の少女、最後の一人。
未来の特異点だ。
to be continued
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