第三章 X《クロス》
浸食
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そして、その地上に立っていたのは・・・・・
《FINAL ATTACK RIDE―――DE DE DE DECADE!!》
「ぬ!!ダァ!!!」
バキィ!!
訓練場の上、要は地上にいたのは、すでにディケイドに変身した門矢士だ。
そこから放ってきたディメンションシュートの巨大な弾丸を、ブロッサムアンデットは回転してからの右腕での打ち払いで弾き飛ばしていた。
「あんたの相手はまだまだいるということよ(ジャカ)」
「グルルルルルル・・・・ガゥガゥ!!」
とそこにさらには長岡までもが現れ、銃を構え、凩を従えて訓練場にやって来きていた。
それを見て、ブロッサムアンデットが驚いたようなリアクションを取り、長岡に話しかけてきた。
「おお?誰かと思えば・・・・・役目を負った一族の末裔ではないか!!しかしだな、我々にはあなたの魂を必要としない。即刻退去してもらおうか?」
「らしいわね。なんで私じゃなくてほかの子たちをさらうのか、しっかり教えてもらいたいものね」
銃口を一切ブラさずにそういう長岡だが、ブロッサムアンデットもそれに大した脅威を感じていないのかおどけ堕胎度しかとらない。
「・・・・その様子では、役目によってどうなるかはわかっていても、それがどういう役目かはわかっていないというところかな?」
「役目の・・・意味?」
「邪神に取り込まれ、内部から君がいったい何を為すべきなのか、だよ。そこまでは伝えられなかったか?」
「それは・・・・一体?」
「邪神を押さえる?そんなんで終わると思っているのかね?ま、それも別段間違いではない。だからあなたは邪魔なのだよ。我々はあれの力がほしいのだ。下手に制御されては、困るのだ!!」
ドォウ!!!
と、そう叫んで長岡に向かって砲撃を放つブロッサムアンデット。
それを転がって回避し、銃弾を放つ長岡。
ビスビスビス、と銃弾が樹皮にめり込み、ブロッサムアンデットの体が少しばかし揺れるが、効いていない。
が、こちらにはまだ四人もいるのだ。これだけでは終わらない。
《Attack Ride―――BLAST!!》
ライドブッカーガンモードから無数の弾丸が飛び出し、それをブロッサムアンデットが剣のようにとりだした一本の木で弾きと増していく。
それは鞭のように、とまではいかなくとも十分にしなるもので、そのまま走りだして愛紗と星に向かって斬りかかっていった。
バチッ、バチィッ!!という弾けた音を打ち鳴らし、青龍偃月刀と龍牙を打ち払ってなおも突進するブロッサムアンデット。
そこになおも向かってくるライドブッカーをソードモ
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