第三章 X《クロス》
救急
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なるわけもなく、毎日のように多くの人がやってきて賑わっている。
まあそんな場所だから、もちろん朝一番から入らなければ見れない場所もある。
そのためにメンバーは開店時間よりも少し早めにつくように家を出てきたのだが・・・・・
「あちゃー、これじゃ全部回れないかもねー」
「そもそも一日で見れないんだから、焦ったってしょうがないだろ?また明日もあるさ」
「明日はルネッサさんもいっしょがいいなー」
「あっちは捜査があるから無理だろ」
そういって電車(と言ってもイメージとしてはモノレールと言った方がいいかもしれない)に乗ってマリンガーデンに向かう一向。
車はないし、だからと言って「瞬風」で行くのもどうかというから、まあ必然的に電車しかない。
「まず何見る?」
「お洋服とかー、お菓子とかー♪」
「あはは、だったらすっごくおいしいお菓子屋さんありますよ!」
「ほんと〜!?スバちゃんありがと〜」
ピピピピ
《相棒。防災課から連絡です》
と、そこにスバルのマッハキャリバーに防災課からの連絡が入る。
彼女は今、連続放火事件担当のティアナに協力として貸し出されている状態だ。
その彼女に、防災課から連絡が入るとなると・・・・
「ん、繋いで」
《OK》
『スバル!!お前今どこにいる!?』
マッハキャリバーが通信をつなぐと、その相手はスバルの上司、ヴォルツだった。
相手の剣幕に少しびっくりしたスバルだったが、聞かれたことに対して正確に答える。
「えっと・・・電車の中です。せっかくだからみんなでマリンガーデンに向かってるんですよ」
『ホントか!!そいつぁついてる・・・・おい!そっからマリンガーデンは見えるか!?』
「え?」
『マリンガーデンで大規模火災発生!!しかも火元は地下だ。いずれ全部焼け落ちるぞ!!』
「!?」
「みなさん、ちょっとすみません!!」
「「EARTH」です!!ちょっと窓の外を見せてください!!」
スバルの通信を聞いていたエリオや謙吾が、とっさに窓際に駈け寄って外を見る。
はじめてくる彼らはマリンガーデンがどこにあるか知らなかったが、黒い煙というはっきりとした目印が目に飛び込んできた。
「スバル!!」
「確認しました!!中に人は!?」
『開園前だったからな。客はいないし、従業員もすぐに脱出したらしい。だが万が一ってこともある』
「わかりました!!じゃあ先行して現場に向かいます!」
『すまん!!こっちも向ってるんだが、お前らの方が早い!!「EARTH」
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