第三章 X《クロス》
条件
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印されたのだろうが・・・・
ともかく、何かが原因であろうとも、とにかく冥王が復活して、今回の事件を巻き起こしているらしい。
しかし・・・・
「でも、マリアージュはそのイクスヴェリアって奴のことを知らなかったわ。探している、って言っていたし・・・・」
「ほう。つまりはそれを作り出すのは彼女の意志ではない、という可能性も出てきたね」
「そうね・・・・って、彼女?」
と、そこでティアナが首をかしげてスカリエッティに聞き直した。
ちなみに今ギンガとルネッサ、チンクはスカリエッティを出すための手続きをしに行っていていない。
「おや、知らなかったのい?冥王イクスヴェリアはね、まだ年端もいかない少女の姿をしていると私はトレヴィアから聞いていたがね?まあ、兵器を生み出す彼女が大人だと困るものもいたのだろう」
そう考察するスカリエッティだったが、そんなことよりも理樹とティアナは別の可能性を考えていた。
それはこの事件とは別件だが、決して無視はできないことだ。
「じゃあ・・・・・まさかアンデットは・・・・・!!」
「イクスヴェリアを狙って!?」
「? 何の話だい?私にも詳しく・・・・」
ピーピーピー!!
と、そこにクロスミラージュに連絡が入る、
どうやらスバルからのようだが・・・・
『マリンガーデンで大規模火災発生!!!ティア、私行ってくるね!!』
「スバル!?わかったわ・・・それと・・・」
『ごめんティア!もう行くから!!マッハキャリバー!!』
「ちょっとスバル!!話をちゃんと・・・あぁもうっ!!!」
どうやら大規模火災が発生し、スバルたちはそちらの方へと向かったようだ。
そこでティアナが大事なことを伝えようとしたのだが、あちらはどうも切迫した状況のようで通信はすぐに切れてしまった。
「火災?」
「ええ・・・でもスカリエッティが・・・・」
「私のことはいい。あとからあの三人と一緒に行くさ」
そう言ってくれるのならば、別に遠慮する相手ではない。
ティアナがバリアジャケットを纏い、理樹が彼女を抱えて拘留所から飛び出していく。
向かうは現場。
マリアージュ事件は、これで終わるのだろうか・・・?
to be continued
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