第三章 X《クロス》
会話
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が一つになった影響で、様々な要因が混じり、重なり、原典と同じとは限らないのですよ。現にアンデットのほうはすでに私の知っている原典とは全く異なったストーリーになってます」
「つまり・・・やっぱり元の話からはずれている・・・ということなの?」
「ええ・・・でもそもそもあなたたちにそのような話が関係あるのでしょうか?」
「それは・・・」
「あなたたちはそれを知ることはありえません。いうなれば、物語の未来ですよ?それは。運命、と言ってもいいかもしれません」
「・・・・」
「そんなものを知ってどうするというのですか?確かに、私の中に仮設は生まれています。火災現場にアンデットが現れた理由も、わかっています」
「な、なんで黙ってるんですか!?」
「問題ないからですよ」
「そ、そんな・・・・」
アリスは言う。
自分はアンデットがなぜあの火災現場に現れたのかを知っている、と。
なのはは問う。
だったらなぜその理由を教えてあげないのかと
再びアリスは言う。
だからそれを知ってどうするのか、と
問題はない、と
「現れる、ということは知りませんでした。しかし、現れたということを聞くと、理由は確かなものが一つあります」
「だからなんでそれを・・・」
「信じてますから、あなたたちを」
アリスの言葉には、自信と確信があった。
そう、彼ら、彼女らならば、必ずどんな状況でも立ち上がり、救ってくれるのだろう、と。
「「彼」だって何も知りませんでした。それでもあなたたちの世界でうまくやっていました。だから、あなたたちにもできる」
「・・・・・」
「私のこの世界は、世界のみなさんは・・・・未来を知ろうが知らなかろうが、どこよりもすばらしい人々だと思ってますから」
そういって、ニコリと笑うアリス。
世界に関わり、見守ると決めた管理者。
その姿は間違いなく「女神」と呼ばれるに相応しいものだった。
「それに、原典通りならもうそろそろ情報を掴んでいるはずですしね」
「EARTH」にいまだ、迫る影はない。
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「そんな・・・ルーちゃんが!!?」
「ああ・・・クラウドさんがいたみたいなんだけど・・・」
一方、理樹が回復してから集まったティアナたちと理樹たち。
場所はあの戦艦「瞬風」のなかだ。
理樹からの話を聞いて、キャロが信じられないと声を上げた。
彼女は自分よりも実力が上の召喚魔導師だ。そ
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