第三章 X《クロス》
破壁
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ん!!これより消火に移ります。水圧に吹き飛ばされないよう、直ちに脱出してください!!」
「謙吾さんたちは大丈夫ですか!?」
『敵は倒しました!』
『今から脱出する!!』
『なあ、あれなんだったんだ?筋肉的に弱かったぞ?』
『こちらスバル!要救助者と接触!今から脱出します!!』
『こちらティアナ』
「ティアナさん!!来てたんですか!」
『爆発火災って聞いたからね。急いで来たのよ。それで、地下一階でマリアージュと遭遇。多分これから交戦に入るわ』
「わかりました。ではスバルさんはウイングロードで脱出を。ティアナさんも放水のタイミングでそこを離れてください」
『わかった!!』
『了解!』
「メイン駆動炉、オールクリア」
「全消火冷凍弾、装填完了」
「エネルギー、78%使用可能」
「反重力エンジン、問題なし」
「パイプライン、問題なし!!」
「了解。起動システム、機動エンジン、オールグリーン」
「行くぜ・・・空中移動戦艦「瞬風」・・・起動、発進!!!」
ゴォン・・・・・!!!!
エリオたち三人がビルから飛び出し脱出した瞬間、海の底からそんな重い駆動音が聞こえ、徐々に海面が盛り上がって行った。
そしてその山になった海面がはじけ飛び、そこから巨大な戦艦が姿を現しそのまま空中にまで飛び出していった。
「あ、あれは!!」
「空中移動戦艦「瞬風」。「EARTH」の地下で作られてしたのが、やっと完成したんだ」
「で、今回それを持ってきたってわけだ」
「あの名前は・・・・・」
「・・・ああ、そういうことだ」
「消火冷凍弾、発射!!」
「発射!!」
ドドドドドドドドドドドンッ!!!
瞬風の操舵室で恭介が号令をだし、流れるようにミサイルが飛び出して行ってビルに着弾。
その瞬間に着弾したところから白い煙が上がっていき、急速冷凍して炎を消していく。
「ほとんどの方が避難していて助かりました」
「だな。じゃないとこの弾は使えないから」
「スバルさんの脱出を確認!!・・・・え?」
「どうした!?」
「担がれている・・・きゅ、救助者の男性が、喉にナイフを突き立てて・・・!?」
「じ・・・さつ・・・?」
------------------------------------------------------------
「あんた、早くここから離
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ