第三章 X《クロス》
攻防
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うわぁ・・・こいつらなんのアンデットなんでしょうね?」
「知るか」
「っしゃぁ!行くぜ!」
ナイトに襲い掛かっていくのは、ヤシの始祖たるアンデット。
そしてアギトと龍騎には、上級アンデット―――桜の始祖たるブロッサムアンデットが襲い掛かった。
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ドンドンドンッ!
ハルヒを担いでその場から逃げようとするプラムアンデットを、古泉一樹が赤い光球を投げ放って押しとどめていた。
現在この場で彼が力を使えるのは、ほかでもないハルヒの力だ。
古泉の推測では無意識化で自分に降りかかる脅威を察知し、そして自分を守れるだけの力を古泉に与えたのだ。
ゆえに今、こうやってアンデットを押しとどめておいているのだが・・・・
(この力で充分・・・とでも思われているのでしょうか?少々きついのですが)
そう、実際には倒すには至らない。しかし、古泉はさほど焦ってはいなかった。
なぜならば、彼女がこの程度の力で充分だという認識で力を使えるようにしてきたのならば、それで大丈夫なのだということなのだから。
そして
ギャリリリッ!!
アンデットの体に、鞭のようなものが巻き付いて、その場にハルヒを落とさせた。
そしてそれをキャッチしたのは、バイクフォームで突っ込んできた仮面ライダーアクセルだ。
「これは・・・」
「よくやった。後は任せろ」
そういって古泉の肩を叩いたのは、レヴァンティンを連結刃にして握っているシグナム。
そしてその腕を大きく上に振り上げて、アンデットをコマ回しのように上空へと投げ放った。
「ギ・・・ギヒィ・・・・?」
「紫電、一閃!!」
《アクセル!マキシマムドライブ!!》「絶望が、お前のゴールだ!」
ド、ドンッ!!
シグナムの紫電一閃、アクセルのアクセルグランツァー。
その二撃が確実にプラムアンデットに叩き込まれ、その体が燃え盛りながら地面に落ちていった。
「ありがとうございます。僕だけではどうにも倒せそうもなかったので」
「仕方ない。あれは不死生物だ。こうしなければ倒せんからな」
そういって、アクセルがカードを投げつけ、アンデットを消滅させた。
その間にシグナムがハルヒを起こさないように部屋に戻し、二人の元に帰ってきた。
「何が起きているんです?」
「彼女の存在上、まだ連絡していなかったな」
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