ガンダムW
1665話
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うな真似は出来ない。
いや、やろうと思えば出来るのかもしれないが、地球でならともかく、宇宙でそのような真似をするとなると物資やら何やらが大量に必要になる。
何しろ、ここは宇宙空間なのだから。
ましてや、現在の宇宙では連合軍の一強状態だ。
OZやバートン財団が待ち伏せしようとすれば、当然のように連合軍に見つかりやすくなってしまう。
つまり、OZかバートン財団かは分からないが、向こうは連合軍に……それも俺達が乗った老朽艦の軍艦に内通者を作っていた訳だ。
もしくはバートン財団から逃げ出してきたドクトルSの一行の中にスパイが混ざっていたという可能性もあるな。
まぁ、そのどちらであっても……もしくはそれ以外の理由であっても、俺がやるべき事は変わらない。
「分かった。ようは出撃して向こうを撃破すればいいんだな?」
『はい。ただ、知っての通りピースミリオンは現在万全の状況ではありません。ドクトルSに聞いたところ、ビーム砲の類もまだ殆ど使用不可能な状態らしいです』
その言葉に微かに眉を顰めてしまったのを自覚する。
いや、分かってはいるのだ。
現在の技術者が総掛かりでも、このピースミリオンはまだ半分も機能を復活させていない。
何とか移動出来る……といった程度なのだから。
そうであれば、戦力という意味で俺のトールギスと綾子のトーラスがある以上、元々そんなに攻撃力の高くないピースミリオンのビーム砲は後回しにせざるを得ない。
勿論無理に動かそうとすれば動く可能性はある。
だが、十年以上もこうして暗礁宙域に放り出されっぱなしだったのに、そのまま検査もしないで使いたいと思うかと言われれば……普通は否だろう。
「厄介だな……」
「そうね。幾らアクセルが強くても、ろくに性能を発揮出来ないピースミリオンを守りながら戦うというのは、少し難しいでしょうね」
着替え終わった綾子が、そう告げてくる。
普段よりも柔らかな喋り方なのは、少し前まで俺と夜を過ごして自分が女だというのを快楽と共にこれ以上ないほど味わっていたからだろう。
「一応綾子も戦力として期待してるんだけどな」
デュオと互角に戦えるようになった今の綾子は、正真正銘ガンダムのパイロット級の実力を持っている。
また、老朽艦ではあるが、一応軍艦も3隻はある。
敵を倒すという意味では、文句なく十分な力を持っていると言ってもいい。
……もっとも、それがピースミリオンを守るという話になれば、また微妙なところなのだが。
「とにかく、敵を倒すのは俺と綾子に……いや、俺に任せてくれ。トールギスの性能を考えれば、防御に徹するよりも敵の攻撃に集中した方がいい」
『分かりました。正直、戦力不足が心配ですが……それでも私達としては、アクセル代表
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