第二話 戦う決意
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ムダグオン!!』
嵐が起こると海賊船から敵機が発進され本船は撤退した。
『ハヤテ!!』
ストームダグオンは羽ばたくと小太刀・ハヤテを抜くと敵機に斬りかかった。
『ぐ!!』
敵機から攻撃される。途轍もなく数が多い。ストームダグオンは敵機を引きつけ無人地帯に誘い込んだ。
『!!』
ストームダグオンが無人地帯に下りた時障害物など一切無いかっこうの的だった。しかし
『すぅぅ・・・』
ストームダグオンが深呼吸すると緑色のベルカ式の魔方陣が展開された。するとストームダグオンの身体から凄まじい魔力が噴出した。
『ぐ・・・う・・・』
あまりの魔力にストームダグオンの身体が耐えられない。
(・・・だめ・・・全然制御できない・・・けど・・・これしかない!!)
だがストームダグオンは魔力の放出を止めない。
『ギ!シャアアアア!!!』
敵軍がストームダグオンに襲い掛かったその時・・・
魔力が爆発した。
「・・・これは」
報告を受け魔力跡に駆け付けた管理局員・ウイリーが現場検証の中・・・爆発の中心で倒れている楓を見つけた。
「・・・ここは?」
楓が目を覚ますと見知らぬ部屋に居た。だが機材などから楓は推測した。
(ああ・・・そうか・・・管理局に捕まったんだ・・・)
「目が覚めたかい?」
部屋の扉が開くと楓を保護した局員。ウイリーが入ってきた。
「あなたは?」
「ウイリー・グレン・・・時空管理局員・・・時間犯罪部署所属の一佐だ・・」
「子ども達は!?」
「安心してくれ・・・みんな無事だよ」
「良かった〜」
一息入れる楓だが・・・ウイリーは楓をじっと見た。
「あの魔力爆発は君か?」
「・・・はい・・・」
「・・・君は危険だ」
「・・・・・・・」
ウイリーの言葉に楓は無言になる。今までそうやって爪弾きにあってきたが・・・ウイリーから意外な言葉が出た。
「・・・君は・・・管理局に入る気はないか?」
「え?」
「・・・ちゃんとした訓練を受ければ・・・もしかしたら君の力をコントロールできるかもしれない・・・君を時空管理局の監視下と称して私達の保護下に置く・・・」
「・・・それって・・・・」
「・・・君には管理局員になってもらう」
その言葉に楓は・・・
「・・・分かりました」
正直楓は何を信じていいのか分からなかった。
宇宙海賊の襲来
だがこれは夢ではない
突如手に入れた強大な力で子ども達を守り抜く
楓はそう誓いダグコマンダーを見つめた。
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