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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
決闘 前編
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「レディースアンドジェントルメン!ついに予選リーグも最終日となりました!ここまで七つのピリオドでポイントを競ってきた九十組の選手達!
今日、最後の第八ピリオドで決勝リーグへと駒を進める十六組…………つまり、栄光のベスト十六が決定するっ!!
第八ピリオドは
決闘
(
デュエル
)
!最もシンプルで、最も奥深い競技!
その中、二組を残し、決勝リーグへの切符を争うのは、サオトメ ヒロヤ選手!!それに対し、なんという運命のイタズラ!前回優勝者!カレヴィ シレンだ!!
サオトメ ヒロヤ選手はこのバトルに勝利しなければ決勝リーグへと進出出来ないのに対し、カレヴィ シレン選手は決勝リーグ進出は決定している! 」
「悪いけど、負けてあげる気はないよ? 」
「望むところだこのやろう」
お互い火花を散らしガンプラをセットする。
「では、予選リーグラストピリオド!!ラストバトル!!レディー…………ゴーーーーっ!!! 」
司会の合図と共に、バトルは開始される。フィールドは大空に、様々な浮遊島が浮いている場所だ。
そのフィールドへと二機の機体が飛び出す。
『新装備かっ! 』
今回、ケルサスガンダムゼロの翼と肩には、ミサイルポット内蔵ブースターパックを二基ずつ。そして、鞘に収まった剣を二刀追加装備している。
「行くぞ! 」
飛行形態に変形し、ミサイルを撃ちながら接近する。
それに対しバルカン砲で撃ち落とし、ムラマサ・ハイブラスターで反撃してくる。
機体を急旋回させて回避し、MS形態に変形する。それと同時にグラディウスに粒子を纏わせ、斬撃波を放つ。
クロスボーンガンダムX1XXは回避すると共に接近し、ムラマサ・ハイブラスターからビームサーベルを発生させる。
ルミノックスも抜刀し、こちらも距離を詰める。
グラディウスとルミノックス、ムラマサ・ハイブラスターが激突し、二機を中心に衝撃波が広がる。
つばぜり合いとなったが、後退して距離を取る。そしてグラディウスを肩にかけ、二刀に粒子を纏わせる。
「アサルト…………! 」
グラディウスを突き出しながら突撃し、クロスボーンガンダムX1XXに急接近する。
『甘い! 』
ムラマサ・ハイブラスターを斜めに斬り上げられるが、直前で機体を回転させて回避する。
「ツヴァイっ!! 」
回転した勢いを乗せて懐に飛び込み、四角形を描くようにルミノックスで攻撃する。
『───っ! 』
だが、翻したムラマサ・ハイブラスターで防がれ、そのまま左膝蹴りを繰り出される。
グラディウスを逆手に持ち替えて斬り落とそうとするが、膝からパイルバンカーが放たれたため、グラディウスが手から弾かれる。
「っ!
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