第三章 X《クロス》
根幹
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そう言って、ディエンドが銃弾を放ってそれがしなり、肩のアルルゥに当たらないよう的確に命中させていく。
しかし、その弾丸の九割は回避され、残りはすべて打ち弾かれた。
アンデットの、実に素早い動きによって。
その動きは本能に訴えかけるような気味悪さを持っており、それがゆえに一発で何の始祖かはっきりした。
「テメェ・・・害虫呼ばわりしといて・・・ただで済むと思ってんのか!!!」
アンデットが激昂し、しかしそれでも肩のアルルゥは降ろさずにそのままディエンドへと突っ込んできた。
その速度はかなりものだが、ディエンドもある程度ならば加速することができる。問題はない。
突っ込んでくるアンデットを見て、銃口を向けながらディエンドが相手の正体を叫び走りこんでいった。
「問題ないね。さ、その子を放したまえ、ゴキブリ君!!」
to be continued
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