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世界をめぐる、銀白の翼
第三章 X《クロス》
捜査
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体を張った漫才をする真人。
恐ろしい男である。

と、言うか防災課のステージで火事を起こしていいのだろうか?



「ふぅーーー、危なかったぜ。まさか俺の筋肉がついに炎を上げる時が来るとは思わなかった・・・」

「真人、それは違うよ・・・」

「私たちは日々!みなさんの平和と安全を守って訓練を繰り返し、危険な場所にいる人を安全な場所にまで・・・」



「だ、大丈夫なのかしら・・・?」

「あんなんでも子供受けはいいみたいなのよねぇ・・・・」



大きな汗を流しながら、ティアナが唖然とし、ギンガがあはは、と困っているのか呆れているのかわからないように笑った。





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「ごめんごめん!!イベントがあるって聞いてね!!楽しそうだからやってきちゃったよ!!」

「そこに楽しそうなことがあるなら、首を突っ込むのはリトルバスターズの掟だからな」



イベントを終え、ようやっとティアナと合流して事件の捜査に入りだしたメンバー。

ちなみに、ここにきているのは初期メンバー・・・つまりは理樹、恭介、真人、謙吾、鈴の五人だけだ。
残りのメンバーは特に召集されていない。


「全員じゃないんですね」

「うん。でもほ後方支援って感じでいてくれるから大丈夫だよ」

『まかせてよー』

『がんばるのですっ!』

『ティアナ君、今度おねーさんとクロスシフトしないかい?』

『姉御、エロいっす』

『・・・・ぽっ』



「来ケ谷さんのが気になるけど・・・ありがとね」

「で、敵はマリアージュだっけ?」


「そう、目的も放火方法も不明。ただわかっているのは、発掘学者、それも犯罪者スレスレの人たちを狙っているということよ」




そんなこんなで、とりあえず事件の現状を説明しているティアナと、それを聞く理樹。



と、そこに突撃してくる一人の少女がいた。




「ティーーーーーーーーアーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

「え?スバ・・・オフゥ!?」


ドスッ!




そんな音がして、ティアナに突っ込んで来たのは、さっきまでステージではしゃいでいたスバル・ナカジマその人だ。
床に倒れるティアナ、のしかかるスバル。


「ひっさしぶり!!事件か何か?」

「突っ込んでくるのやめなさいよ!!」

「えーーー?だってぇーーーー」

「だっても何もない!!」



であってさっそくそんなド突き漫才を繰り広げる二人だが、そこにギンガが割って入ってやめさ
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