忍も神原の毒牙にかかる
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「うぇ? わわひもふひひひゃふほ、あほほをふっははらふひひゃなんへふは?」
目線だけこちらに向けて、月火ちゃんの股間に食らいついたまま会話する神原。
たぶん神原は「え? 私も月火ちゃんのアソコを吸ったから不死者なんですか?」と言いたかったのだと思う、日本の察する文化よありがとう、でも人と会話するときは妹の股間からバキュームクンニするのを止めような。
「ほふもふひひひゃんほほはんほをふっははははあ、あほほをふっへほへんひんへひふほはひはいはっは」
神原が驚いていないようなので僕もピストン運動を再開して、火憐ちゃんのふくらはぎに食らいつきながら喋った。
「はふはへんはい、ほんはほいひいとほろ、まいひひへもふえまふひょね?」
でも神原には通じた。日本の察する文化よありがとう。
「その喋り方をやめい、ワシが分からんわ」
残念ながらネイティブな日本人じゃない忍にはヒアリングできなかったようだ。
「私、神原さんまで不死者にしちゃった……」
月火ちゃんもでんぐり返りの途中か、ヨガのポーズみたいな不思議な格好のまま会話に参加した。
兄として、その格好のまま会話するのは神原にも失礼なので止めた方がいいと注意するべきだろうか?
いや、今は神原まで血の契約をしてしまって、数日に一回は股間から精液を吸わないと?干からびてしまう体にしてしまった方が重要なはずだ。
「先輩、という訳で月火ちゃんは私のお嫁さんに貰って行きますね」
「あああっ」
自分が不死身の怪物君になったのも気にせず、姿勢を変えてから妹にバキュームクンニを継続して愛液をバキュームしながら、栗とか尿道をパフュームするのを再開した神原。
流石というかなんと言うか、臥煙さんの親戚だけの事はある。
「いや。お前が良いんならそれでも構わないが、いろいろと制約があるはずだぞ」
「わはひはまいひひふひひひゃんほあほほをふえふんはあ、はまいはへんほ、へんほふえふね」
どうやら毎日のように妹たちの股間を吸えるなら、それでも構わない。いや、それこそが天国だと言っている。非常に男の子らしい答えだ。
臥煙さんからも電話もメールも無い所を見ると、これも織り込み済みなのだろう。
きっと若くして妹を失ってしまった臥煙さんは、不老不死の方法を探して自分は不死になったが、とても他人や身内に勧められるような方法では無いようだ。
いろいろ見聞きできる代償に、聞きたくもない声が聞こえたり、大変な苦痛が伴うのかも知れない。
火の鳥の血を飲むのは過去から広まっていて、何故か治療法まで存在しているのはさっき見せられた。
人魚の肉でも食べて「なりそこない」になったり、バンパイアに噛まれて治療不能、グールにでもなるか、本当にバンパイアになれば、夜な夜な女性の血を吸って歩く化け物は狩られて
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