どうしてお尻丸出しにするの?
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言う。
やっぱり変態だ。
しかたない。
彼に背を向けて、ショーツを下ろした。
◆
シーツ巻き、リターンズ。
キャンプファイアーの時と違うところは、下着の構成だけではなかった。
シーツが隠すのは腰まで。
つまり、お尻丸出し!
かわりに胸は、ストラップどころかカップの上半分まで見えていた。
彼にハグされながら、お尻の羞恥に耐えた。いつもなら羞恥心は快感に変わるが、今日に限ってはそれがないような気がした。
「きれいだ…」
え、いま、なんて言った?
やらしい、ならわかるけど、この格好のどこが?
「天使だ……」
あ、少しわかった。
ハダカの幼児みたいな天使いるね。
天使はお尻丸出しでもアリよね。
ただ……私は女神だったんですけど。
◆
今までに、半裸にされたことは少なくないが、いつも強烈に恥ずかしかった。
彼が全裸にならないうちは、私は半裸でも全裸でも恥ずかしくてしかたがないのだ。
ましてや、お尻だけ露出という恥ずかしさは言い表しようがない。
「う、……」
液が脚に垂れた。
声を出してしまったから、彼に気づかれた。指が、脚を触る。股間ではなく、脚だ。すでにそこを液が濡らしているとわかるなんて、……憎い。
「初めて、潮を噴くかも」
「いや!」
彼の言葉を本心から否定する。
こんな格好で初の潮噴きなんて、イヤだ。
ろくに触られもしてないのに、イヤだ。
まだ、彼は触ってこない。
そのかわり、社交ダンスみたいに抱かれたまま歩かされ、
部屋の姿見ミラーにお尻が映る位置に達した。
自分からは見えないのに、彼は私のお尻を見ている。
いや、いや!
こんな格好じゃ、恥ずかしくて私は感じない。
感じない! 感じない!
「ああー!」
そのとたん、まさかのシャーという音。
私が潮を噴いた瞬間だった。
◆
レイプされた娘みたいに、少し泣いた。
相変わらず、シーシ巻きのお尻丸出しで床に座りこむ私を、姿見ミラーが映している。
お尻がかわいい天使は、潮噴きの淫乱堕天使だった。
床を拭き取って始末をつけた彼が、私を後ろから抱いてきたが、乳房を触る手にも無反応な私がいた。
やがて彼がブラのホックを探し始めたので、私は自分でフロントを外した。
さらに彼はシーツを落とし、座ったままの私のほとんどをあらわにした。
慰めるようなキス。ちゅっちゅっと子供みたいに。
そこで、やっと彼が自分の服を脱いだ。
まっすぐ前向きに立つ全裸の彼の中心が直角なのを見て、少し気分がなおった。
――ちゃんと、レイプしてもらえそう。
私も立ち上がる。自然にシーツが落ち、オ
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