旧
11話
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。心が完全に折られた。復帰は今後も絶望的だ。長い時間が必要となる。
セラフォルーの奴は手当たり次第に魔獣どもを殲滅している。そうしていないと何をするかわからないからと。
サーゼクスの奴はサマエルを貸し出したハデスのところに殴り込みに行く準備を始めている。ミカエルの奴もジョーカーを派遣すると言っていたか。
ファルビウム達は保管庫から黄昏の聖槍を持ち出す手引きをした奴の調査と捕縛を進めている。
レオナルドはずっと泣いている。スコルとハティは傍についている。
オーフィスは昔みたいに戻っちまった。匙との生活で少しだが感情を見せていたが、今は怒りと憎しみを抑え込むために昔の心に戻している。軽い物から慣らしていくつもりだったらしいが、こんなことになるとはな。
オレは割り切っている。感情を殺すなんてことはあの大戦期で慣らした。惜しい奴を亡くした。あいつが守りたかった物ぐらいは守ってやろう。それぐらいは思っている。感情で動けないのがトップだ。その分だけ色々と権限がある。そうじゃないとトップなんてやってられるか。大型の魔獣、豪獣鬼共が動きを止めているすきになんとか対策を打たねえと。
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