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ハイスクールD×D 黒龍伝説

7話
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「デメリットは?」

「体をいじる訳ですから、オレに体の情報を全部知られることになります。一応、カルテみたいなのも管理していますが、個人情報ですので厳重に保管。契約の完了と同時に破棄と記憶消去するようにギアスをかけてます」

「記憶消去はどのような感じですか」

「契約内容と契約が完了したことだけは認識できるようにしています。ですので施術中の内容はほとんど覚えていない状況です。施術中の雑談ぐらいなら覚えているでしょうけど」

「なるほど。では、今すぐ同じことを私にしなさい」

「えっ!?」

「あっ、会長ずるいです」

「私達も」

「貴女達はあとでも構わないでしょう。別にするなとは言いません」

「やるのは確定事項ですか?」

「「「「「「当然」」」」」」

「はぁ、わかりました。個人情報を取り扱うところ以外は同時進行で出来ますので、一人10分辺りの問診を全員が終えてからまとめてやります。ちょっとカルテの用意をしてきますので、5分後に隣の部屋に来てください」

簡単な説明を終えてからラインを全員に接続して自室に入る。あ〜、何人か内臓の調子が悪いみたいだな。無理なダイエットで栄養バランスが崩れてホルモンバランスも崩してるな。確かサプリがここら辺にあったな。抽出して渡してっと、ホルモンバランスは各自でなんとかしてもらおう。

ラインにペンをもたせてまとめてカルテを作って裏面に名前を書いて伏せる。準備が完了したところでドアを開けて会長を呼ぶ。おっと、ここから先はオレの記憶には残らないぜ。

後日、グレモリー先輩達に召喚されたのは笑いがこみ上げてきた。悪魔が悪魔を召喚してどうするんですか?まあ、呼ばれた以上はきっちりお仕事をしますけど。


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