旧
4話
[13/13]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
因は出血多量だな。その後は」
「会長の悪魔の駒で転生」
「怪我の手当ても現在進行形で行ってるがな」
言われて気付いたが傍には会長以外にアルジェントさんが居て聖母の微笑でオレの治療を行ってくれている。
「それからひとまず戦闘は終了した。今は事後処理中で、オレは念のためにお前達の護衛だ。だから、その神器を引っ込めろ。死んでいたはずなのに悪魔以外近寄らせない様に勝手に動いてたんだぞ」
ああ、やはり勝手に動いていたのか。また、守られてしまったか。
「匙、どうしたのですか?」
「えっ?」
「泣いていますよ」
右手に力を込めて顔に触れると確かに涙が出ていた。
「自分の情けなさの所為ですよ」
そのまま右手で顔を隠しながら答える。会長は何かを勘違いしたのか、オレの頭を優しく撫でてくれるが、セラフォルー様の物と思われる嫉妬の殺気がかなりキツい。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ