旧
1話
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るかもしれないからな。しばらくは待機だな」
しばらく待っているとグレモリー先輩と姫島先輩と生徒会のメンバーが集る。
「無事の様ですね」
「そちらこそ大丈夫でしたか?」
「ええ、問題ありません。匙、報告を」
「神器持ちのシスターは無事に保護、主犯と思われる堕天使はそこに転がってます。堕天使の配下のはぐれエクソシストも全員拘束。負傷者0です」
「そちらも問題無かった様ですね」
「はい。それでオレ達はどうします?思っていたよりも数が多いんですが」
簀巻きにしているはぐれエクソシストを指差して尋ねる。
「そうですね、リアス、私達はこちらをどうにかしておきます。堕天使の方は任せます」
「ええ、ありがとうソーナ。それから匙君だったかしら、貴方もありがとう」
「いえ、大した事じゃありませんから」
グレモリー先輩からのお礼の言葉を受け取り、簀巻き状態のはぐれエクソシストを引きずっていく。
「匙!!」
階段を数段上った所で後ろの方から声をかけられる。オレはそれに振り返らずに答える。
「なんだ、兵藤?」
「その、今までお前の事を悪く思ってたけど今回は助かった。ありがとう!!」
「感謝するなら覗きを止めろ。特に壁に穴を開けたり、カメラを仕掛けたりするのを。修理や駆除をするのも面倒なんだよ」
「お前が邪魔してたのかよ!?」
「学園での面倒事の大半はオレが処理してるんだよ。手間をかけさせるな。まあ、今回みたいに荒事で助けが欲しいなら言って来い。手があいてたら助けてやるよ」
ひらひらと手を振って階段を再び上っていく。これで少しは修理が減れば良いんだけどな。まあ、無理だろうな。
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