旧
1話
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ンバーの元へと向かう。
「誰だ!?」
兵藤がオレに気付いて構える。木場と塔城さんも構えをとる。ああ、そうか、顔を隠していたな。マフラーとゴーグルを外して顔を見せる。
「生徒会庶務の匙元士郎だ。援軍に来た」
「悪魔じゃないのにかい?」
「問題無い。オレの神器は特別だからな。こんな風に」
呪具に溜まっている光力を全て吸い上げてみせる。そうすることによってオレの身体に光力が入り込む。
「「「っ!?」」」
オレが光力を得た事で三人が一歩下がる。
「それに戦いにも慣れている。オレだけでも対処は可能だが、オレも会長からの命令があるからな。主犯の堕天使を確実に捕縛する必要がある」
「分かったよ。リアス部長からも生徒会からの援軍があるとは聞いているから」
「なら、行こう」
光力で強化した肉体で教会の扉を蹴り開ける。
「おやおやぁ〜、悪魔さんご一行に」
下品そうな笑みで何かを言おうとしたはぐれ神父に接続していたラインではぐれエクソシストの血中酸素を吸い取らせて一気に落とす。いきなり倒れたはぐれエクソシストにオカ研の三人が驚いているが説明はしない。
「こっちだ」
ラインのおかげで迷うことなく地下への道を案内する。
「なあ、匙。なんでそっちだって分かるんだ?」
「神器で偵察は終わっている。優先目標のシスターの為に儀式の妨害も既に終わらせてある。神器の特性を良く理解した上で使いこなせば簡単な事だ。止まれ。扉の向こうで敵が構えている。此所から無力化する」
扉の向こうで銃を構えている奴らを上で倒れているはぐれエクソシストと同じくラインを接続して血中酸素を吸い上げて無力化する。件の堕天使が驚いているのが手に取る様に分かる。
「制圧完了だ。行くぞ」
教会の入り口と同じ様に扉を蹴り開けて中に入る。同時に光力で作られた槍が飛んでくるのをラインを壁にして防ぐ。
「ばかな、私の槍が」
「ああ、兵藤。シスターを助けるのは少し待て。すぐにこの堕天使を捕縛するから」
「たかが人間風情が舐めるな!!」
「いや、遅いから」
はぐれエクソシストにラインを接続した時に、ついでにこの堕天使にもラインを3程仕込んでおいた。
「ラインよ!!」
見せる様に新たに3のラインを堕天使に伸ばしながら仕込んでおいた不可視のラインで動きを封じ、新たなラインを接続し光力を全て抜き取る。そのまま見える方のラインで簀巻きにして転がしておく。ついでに無力化したはぐれエクソシストも全員簀巻きにしておくか。ついでに光剣と銃を貰っとこう。
「兵藤、そっちは終わったか?」
「ああ、アーシアも気を失ってるだけだ」
「なら、とっとと離れ、るのはまずいな。他にも敵が居
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