431
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
研究所にて
サトシ達がリビングに戻ると、テーブルには
普段のように人数分のパスタが並んでいた。
サトシ:「今日は塩味か♪」
ヒカリ:「昨日は明太クリームだったわね」
マリナは保護されたシェルダーを治療する
役割を新たに担った為
献立を考える事に手がまわらなくなり
毎日の食がパターン化されていた。
ヒロシ(あの日以来、シルフはどこに
ポケモンを隠したんだろう、、、)
タケシ:「マリナさんが作ってくれるなら、
毎日がパスタでも俺は構いませんっ」
サトシ:「タケシはいつ作るんだ?」
ヒカリ:「そうよねっ。料理なら
女子より女子力高いのにっ」
タケシ:「仕方ないだろっ。カツラさんが、
料理はヒカリかマリナさんのが良いって
言い張るんだからなっ」
ヒロシ:「そう言えばカツラさんは?」
皆が気づくと、
リビングにカツラの姿はなかった。
マリナ:「カツラさんなら実験室よ。
さっき呼びに行ったけど、
手が離せない様子だったわっ」
サトシ:「実験かー、、なら、先に食おうぜ!」
ヒカリ:「そうね!いただきまーす」
皆は先に昼食をとる事にし、
五人はテーブルを囲みパスタを食べながら
話をした。
サトシ:「、、、なぁヒロシっ」
ヒロシ:「ん?」
サトシ:「ミドリ主任達、どうしてるかな?」
サトシはミドリ主任達のその後が気になり、
ヒロシに問いかけた。
ヒロシ:「、、、解雇になったって事は
潜入捜査で聞いたけど、消息はわからないっ」
ニドキング事件の後、サトシ達は
育成施設が崩壊した日を境に、
ミドリ主任達の居場所がわからなくなり、
連絡を取る事も出来なくなっていた。
知っている情報としては、ヒロシが先日
潜入捜査でヤマブキシティに潜入し
社員同士の会話で聞いた、
”育成施設の研究部が解散し、
ミドリ主任を含む元孵化施設職員が解雇に
なった事”だけであった。
サトシ:「何かあったら
エスパーポケモンを使って連絡するって
以前言ってたんだけどな、、」
タケシ:「もしや、口封じの為に
シルフに収容されたなんて事は、、、」
マリナ:「収容ならまだしも、
最悪の場合、、、」
サトシ:「!」
ヒカリ:「そんな!」
ヒロシ:「とにかく、今は
考えていても仕方ないっ。
それに、潜入捜査の時に聞いたのは
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ