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真・龍神†無双
第1話
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で前以上に発展させてね。ついでに道の拡張整備もお願い。お金はガンガン使っていいから。蕎麦とかも忘れずにガンガン蒔くのも忘れないように。はい、質問は?」

「えっと、そんなに動かすんですか?」

「このままで五百の犠牲が出るのと、半分にして三千の犠牲が出るのと、どっちが良い?」

「ごめんなさい」

「はい、よろしい。何度も口を酸っぱくして言うけど、数は力よ。そして練度はある程度気合で上げれる。気合を上げるにはこうやって自信をつけさせるのと、生活が豊かであること。生活が豊かであるにはお金がいる。生活が豊かなら民の人気者。人気者になりたいかー!!」

「「「なりたいです!!」」」

「はい、迅速に動く。その前に袁紹ちゃん。時は金なり、一言激励を」

「みなさん、雄々しく華麗に、賊を退治なさい」

「散開!!」

みんなが急いで動き始める。私は私で出陣の準備を整えさせながら性格があれだけど使える郭図を呼び出す。

「郭図、敗残兵に紛れ込ませなさい。どこから発生した集団なのかだけでいいわ」

「へい。10人ほど紛れ込ませます」

「最初に脅したときにも言ったけど」

「へい、高望みはしませんよ」

「それでいいの。闇は全部、貴方が受け持ちなさい。知っているのは私だけで十分。分かっているわね。その分、色を付けてあげてるんだから」

「回りくどい方法ですが、確かに誰も気付けないですな」

「あれ、私の国じゃあまだまだ普通よ。もっと複雑でドロドロの機構も存在してたし。取り締まる方だったけど、利用できる以上は利用させてもらうわ。全く、私は本来は外交官の方が適任なのに」

「コレだけの能力があってですか?」

「ああ、夫はもっと凄いわよ。一番下っ端だった頃から容赦の二文字が無い性格だったから。運も変に悪くて、突発的に案件の難易度が跳ね上がることなんてよくあったけど、それを全部切り抜けて予定以上の成果を上げ続けてたから。一度だけ外交を任せたらやり過ぎで相手に同情が集まる位に酷かった。こう内乱を起こしている内の片方が援軍を要請してきた時に、理路整然と相手の否を突きまくり、別に1人で暗躍して総取りしてもいいと堂々と言い放ったぐらいだから。で、実際に許可を出したら本当に総取りしそうで、それをすると周りとの関係がこじれそうだったから許可は出さなかったんだけどね。それで、援軍として送り出したら3日で敵側が壊滅して晒されて、完全に援軍を要請してきた方まで恐怖のどん底に突き落としちゃったから」

「3日、ですか」

「そう。3日で裏で糸を引いていた豪族は全員首だけになって、内乱を起こしていた方は党首から100人長まで全員が首だけ、身体は磔で心臓に特別な木の杭を打ち込まれて並べられたの。誰にも気付かせずにね」


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