ガンダムW
1662話
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軍にとって、ガンダムというのはトールギスの下位互換と思っている者も多い。
……まぁ、それは決して間違っている訳じゃないんだけどな。
そもそもの話、俺がトールギスを使ってガンダム3機と互角以上に戦っている光景を見た者は多いのだから。
だが、それはあくまでも俺を……パイロットの安全性を全く気にせずに作られたトールギスの性能と、物理的な現象に対しては核攻撃であろうと全く無意味な俺という存在があってこその事だ。
普通のパイロットであれば、今のトールギスに乗ったら間違いなく死ぬ。
原作でも精鋭揃いの中でも、更にゼクスの部下として抜擢されたオットーが、最終的にはトールギスの性能によって死んでしまった。
ましてや、今のトールギスはハワードの手により改修され、原作の物よりも更に高い機動力を持っているのだから。
「ああ。だが……ガンダムを開発した科学者は、シャドウミラーに対しての合流を希望している。そっちには渡せないぞ」
『……それは、どうにもなりませんか?』
「残念ながらな。どうしても何とかしたいのであれば、直接交渉する事だ。ただ、バートン財団から逃げ出してきた兵士達がいる。情報だけでも相当のものがあると思うぞ」
それこそ、バートン財団が所有している隠れ家とか、そういう情報は連合軍にとって喉から手が出る程に欲しいだろう。
ゲリラ戦術に徹しているデキムとバートン財団の力を削るには、1つずつであっても拠点を潰していくしかないのだから。
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