過去編、横須賀の過去 彰人side
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がった
そこに母さんの姿は...なかった
「は、ははは...嘘...だろ...」
信じられるわけがない、目の前で人が、しかも親が、死んだのだ
頭がどうにかなりそうだった所に一つの怒声が聞こえてきた
「撤退命令だぁ!?何言ってんだ!!」
撤退命令が出されたようだった
「ぐっ...だぁぁあ!!もう!!提督!!ちゃんとテメェも逃げろよ!!」
「各艦隊へ通達!!横須賀から退くぞ!!」
応戦しながら横須賀を離れていった少女達を見て
「慕ってるんだな...」
なぜかそう思えた、のも束の間
鎮守府に向けて敵の一斉放火が始まった
「あぁ...父さん...」
もう、何も...奪わないでくれ...
「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉお!!」
一際大きい爆音と共に鎮守府は倒壊した
そしてショックで意識が薄れていく中
「妖精さん!!運べますか!?」
という女の人の声が聞こえた
そして妖精と呼ばれている小さい人に運ばれている途中、うっすらと姿が見えた
あの女の人は...
黒髪のポニーテールで弓道着を着ていた、そんな気がする
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