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ソードアート・オンライン handle a system
OS編完全版
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ディナルスケールのランキングシステムは絶対だ。ランキング一位になったものは不死となれる・・エイジもジェネシスもよくやってくれたよ・・後少しで私の夢が・・」
『確かに先生の夢は私の夢と少し近いところがある・・・私は信じているのですよ・システムを凌駕する奇跡の力を・・』
奇跡?そんなものは存在しない。存在するなら娘は死ななかった。あの日何かのトラブルでログインが夕方まで遅れるはずだ。

「・・リーファ君!!情報提供ご苦労だった・・ああ、ユウキ君の事は恃むよ・・もしリュウヤ君にバレたら何を言われるか分からないからね・・」
菊岡達は会場の管理室に来ていた。メインホールを除けば後はここだけだ。やはりドアはロックされており入ることは出来ない。一人の男が電子盤を操作するが開かない。
「貸せ!!僕がやる!!」
電話を終えた菊岡がスーツの胸ポケットから拳銃を取りだし電子盤を破壊しドアのロックを解除する。しかし中に誰もいなかった。
「やられたか・・あの監視カメラがどこに繋がっているか調べるんだ!!」
その様子を教授はタブレットで見ていた。教授がいるのは旧アーガス本社の地下、SAOサーバーの目の前だった。パソコンの画面を見ると既に数値は9000を越えていた。

メインホールではプレイヤー達の戦いが続いていた。
「リュウヤ君!!」
未だにフルダイブを行っているキリト達をユナとリュウヤがそれぞれ守っていた。ユナは巨大な盾を使い、リュウヤは剣で迫り来る敵を迎撃していた。
「・・ごめんなさい二人とも・・私のせいで・・」
ーー重村悠那。かつてSAOで死亡した少女。父親である重村教授はある日SAOサーバーのあるアーガス本社の地下に来ていた。そこで茅場が捨てたプログラムを偶然見つけた。やがて須郷や茅場のかつての研究室を探るうち教授の頭にある計画が浮かんだ。それがSAO生還者の脳から娘の記憶を奪いそれをもとにAIとして生き返らせるというものだ。
「・・もう時間がない!!オーグマーを外せばスキャンの影響は受けないから死ぬことはない!!皆を助けられないけど・・オーグマーを外して!!」
「ふざけるなぁぁぁ!!」
「リュウヤ・・・君?」
何かがおかしい。キリト達がフルダイブするときキリトと呼んだ。今の状態では和人さんと呼んでいる。もしかしたらーー
「・・・もしかして・・自力で記憶を・・」
「多分和人さんは知っているはずです・・・でもオーグマーを外さなかった・・それは皆を助けるためです!!和人さんは・・自分達だけが助かろうなんて思ってない!!」
「リュウヤ・・・君」
必死に叫ぶリュウヤ。その目には涙が浮かんでいた。もしかしたらリュウヤは記憶の狭間で戦っているのかもしれない。
「・・記憶が無くてもやっぱりリーダーっすね」
攻撃を防ぐリュウヤの間に人影が入って
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