暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン handle a system
OS編完全版
[2/32]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
スケールをプレイ中に体調不良を訴えている」
「………偶然じゃないな」
「僕もその考えに至ってねリュウヤ君。君に頼みたいだ。オーディナルスケール、そしてユナの調査を」
「ユナ?」
オーディナルスケールのイメージキャラクターで世界初のARアイドル、ユナ。余りにも自然な表情も受け答えから本物の人間が演じているのではないかと噂されている。
「リュウヤ君も知っているだろ?彼女のデータは実に興味深いだから・・」
「分かっています」
四月十四日
リュウヤは一人である場所に来ていた。近くにバイクを止めると広場を一望することができるテラスへと向かう。広場を見ると多くの人が集まっている。
この日の午後八時半頃突然オーディナルスケールのイベントバトルの場所が告知された。オーディナルスケールの調査を始めたリュウヤもその場所に来ていた。
「40人くらいか……少し多いな」
たった三十分の間に40人もの人が集まったということはそれほどオーディナルスケールのプレイヤー人数が増えていると言うことだ。
「そろそろか………オーディナルスケール起動!!」
リュウヤの声に合わせて白を基準としたジャージは真っ黒なロングコートへと変化する。オーグマーの周辺機器であるタッチペンもリュウヤの好む細い片手剣へと変化する。そして時刻が九時を示した瞬間辺りが次々と変化を始める。車は木箱等の置物に、建物は何処か異世界のような形に変化する。一通りの変化が終わると10分という時間が表示されボスが現れる。
「?!イルファング・ザ・コボルトロード?!」
現れたのはアインクラッド第一層のボスモンスター、イルファング・ザ・コボルトロードだ。更にリュウヤの近くにドローンが飛んでいき一人の少女が具現化する。
ーーARアイドルのユナだ。ユナがオーディナルスケールの戦いに現れると戦いに参加しているプレイヤーにボーナスが与えられる。
「さーてみんな行くよ。戦闘開始」
その言葉と同時に歌い始めるユナ。それと同時にプレイヤーとボスが戦闘を開始した。
「お久しぶりですリュウヤさん僕は重村教授から指示を受けてきたエイジです」
リュウヤに声をかけてきたのは一人の青年だ。
「・・・お前もしかしてノーチラスか?」
「すみませんその名前はやめてください今はエイジとなのっていますので」
ーーノーチラス。かつてリュウヤが所属していたギルド血盟騎士団に所属していたSAO生還者の一人だ。とある理由から前線での戦いで何度もピンチに陥りそれを毎回リュウヤに助けられていた。
「敬語はやめてくれよお前の方が年上なんだし」
「いえあなたには何度も助けられましたから・・それよりどうですか?」
エイジに言われて戦闘を見るのプレイヤーとボスが戦闘を繰り広げている。ボスの攻撃は全てかつて戦ったときと全く同じパターンだ。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ