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SAO─戦士達の物語
MR編
百四十七話 それでも尚、望むもの
[後書き]

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はい、いかがだったでしょうか!

全三話にわたってお送りしてまいりました美幸/サチの過去編。美幸が小学校で涼人と別れてから原作の「赤鼻のトナカイ」で登場するに至るまでの4年くらいの物語を、ざっと流した具合になりました。

この過去編は元々、原作で殆どその過去が明かされていないキャラクターであるサチを、麻野美幸という原作キャラでありながらオリジナルのヒロインとして完全に独立させるためにどうしても必要だったお話であり、同時に今回のリョウとアスナの意見の食い違いに対する根本的な原因を公開意図のお話です。

勿論、この話の内容を前提にしてもリョウのしてることが若干やり方の下手くそなおせっかいであることに変わりはないのですが、一応は彼にも彼なりの心配事や思う所あっての行動だったんだよ。と言うのを現すためのまぁ、ある種の説明会ですね。これまでの要因からリョウ言動の理由を予想していた方は、申し訳ありません、作者、隠し事がありました(笑)。

しかしそれはあくまでも後半のお話(まぁ通しで見ると全ては此処に至るための話なのですが)殆どは、美幸さんの思い出話です。
中学時代から始まった話ですが、恐らく原作の黒猫団の面子は、小学校時代位からの幼馴染集団だったのではないかなと思っています。何時も一緒に遊んでいたメンバーに、たまたま近所に住んでいた女の子も参加していて、男の子と付き合えたぐらいですから、原作のサチは案外男の子の中でも気にしない、やんちゃガールだったのかもしれません。
しかしこの話では、あくまでも高校からの関係、なので中学時代には、少し今の「女の子として」の成長をするために女子の友人を作りました。佐川千陽美さん、この子が起点となって、サチの中学時代を盛り上げてくれたという設定です。歌が上手い理由も、ようやく説明できましたw
そっから、高校時代の黒猫団、もとい、PC研メンバーの話、どうやってナ―ヴギアを手に入れたのか正直疑問だったのですが、そこはそれ、部費で解決しました(※ちなみに実際はよほどのことが無いとナ―ヴギア5台も買えるような部費出ません)後は原作のお話に一直線、そして、サチが一番辛かった時期、という風に続きます。須郷の実験で痛みや恐怖に過剰な反応を示したのも、この話の後なら納得していただけるかと思います。

人に歴史ありと言いますが、これもまた、サチの歴史、楽しんでいただけたなら幸いです。

ではっ!
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