【ハリー・ポッター】編
191 クリスマスの予言
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それでも一縷の望みに懸けて俺とハーマイオニーに突撃してくる男の多さは何たることか。……しかもアニーのうっかりなのか──はたまたわざとなのかは定かではないが、アニーは回数制限≠設けていなかったのも俺とハーマイオニーをアンニュイな気分にさせる一因と化している。
……しかし、悪いことばかりではなく怪我の巧妙≠ンたいな事も起こっていた。
早い話、俺とハーマイオニーの仲がより親密になったのだ。……恐らく、これはアニーが意図した事だろう。
アニーはロンとハーマイオニーを同時に決闘で相手をして≠ニ言っていたので、それそのままハーマイオニーと一緒に作業することが多くなり──後は云うまでもない。
……尤も、二対一であることからして決闘≠ニは云いがたいのだが…。
閑話休題。
……だから、最近はハーマイオニーと一緒に行動していると、王≠セの女王≠セの──主に悪い方向囃される様になった。ハーマイオニーもその揶揄には最初は頑なに突っ掛かっていたが、最近ではもう諦めている。
また閑話休題。
「……ロン、聞いているの?」
「ああ、聞いてるよ。……ホグズミードの事だろう?」
最近の状況にいろいろと思うところがあり気持ちを沈めていたのだが、一緒にダウナーな気分に陥っていたはずのハーマイオニーは先に復活していた。
サブの思考を思い返せば、アニーへの愚痴から一週間後に行ける事となった【ホグズミード村】の事だった。しかしいかんせん、サブの思考でのことだったので自信満々と云う訳にはいかなかったが、ハーマイオニーからの訂正は無かった。間違っていなかったのだ。
恐らくハーマイオニーの話は今回は来るの?>氛氓ニ云うことなのだろう。
(……どうすっか…)
ぶっちゃけた話、アニーは、ピーター・ペティグリューが生きていて──シリウス・ブラックが投獄された事については疑念を懐いている。
……ちなみに、シリウス・ブラック≠ナ思い出した事だがルーピン先生にはピーター・ペティグリューが生存している事をダンブルドア校長へ伝える様にと頼んである。……特にこういった場面っは報連相大切だからだ。
閑話休題。
(……かと云って、アニーにわざわざ校則を破らせてホグズミードにまで来させる理由は無いし、その上、アニーもそこまでホグズミードに興味津々じゃないみたいだし──抜け道≠烽るしなぁ…)
縛り術≠ェ使えるアニーは、暴れ柳≠フルートを使えば、時間こそ掛かるが【叫びの屋敷】を経由すればホグズミードへと行ける。……云うまでもなく校則違反だが。
(うー
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