【ハリー・ポッター】編
188 3年目のハロウィーン
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
トの証”をアニーに貸していた。……そして、もちろんの事ながら別荘≠煌用した。
俺はともかくとして、アニーにはここまで材料を揃えたのだから、アニーが早期の内に動物もどき(アニメーガス)≠フスキルを修得するのは不可能ではなかったのだ。
……もちろん、アニー自身の才能や努力も考慮しなければならないが…。
「もう、動物もどき(アニメーガス)≠ノついては私から教えられること無さそうですね──よろしい、これにて私からの個人授業は修了です」
マクゴナガル先生から呆れを多少なりとも含まされた言葉を頂戴する。俺とアニーは、示し合わせていたかの様に人間へと戻るが、しかしマクゴナガル先生はまだ俺とアニーに伝えるべき事があったのか、こほん、と咳払いをして更に続けた。
「……ただ──お二人の事です。判っていると思いますが…」
「登録が済むまでは動物もどき(アニメーガス)≠ノ変身するのは控える>氛氓ナすよね?」
アニーの確認にマクゴナガル先生は鷹揚に1つだけ頷く。
「よろしい。……では天文学≠フ授業に遅れないように行きなさい」
「ご指導ありがとうございました!」「ご指導ありがとうございました!」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ハロウィーン当日。
マクゴナガル先生から動物もどき(アニメーガス)≠フ習熟度について太鼓判を捺されてから少し。ホグワーツには学期で最初のお祝い事であるハロウィーンの季節が訪れていた。
三年生未満の下級生と親の承諾を得られなかった生徒以外は【ホグズミード村】──云ってしまえば魔法使いの魔法使いによる魔法使いの為の村≠ノ行っているのでホグワーツの城は伽藍としていた。
アニーは家出同然でダーズリー家を出発しているのでそんな許可も貰っているはずも無く、俺は許可を貰っていたが、あまり──アニーが不参加となれば興味が湧かなかったので、今回はパスさせてもらった。
ここで嬉しいのは俺が行かなかったのをアニーが癇癪を起こすでもなく受け入れたことだった。……恐らくだが肉体的な年齢と精神的な年齢のズレ≠ェ無くなってきたのだと考察している。
……そうなると、ホグワーツ特急≠ナ再会したアニーに直ぐ様記憶≠譲渡しなかったのは、間違っていなかったのだろう。……ホグワーツ特急≠ナ再会した当時のアニーの精神状態は間違いなくよろしくなかったからだ。
閑話休題。
そこで恙無くグリフィンドールのクィディッチチーム入りを果たしていた俺とアニーは、どうせならピッチを広々と使ってしまおう≠ニ思い──ちゃんとマクゴナガル先生から許可を貰ってからクィディッチのピッチをのびのびと翔
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ