【ハリー・ポッター】編
187 形態模写妖怪
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はりつけ)にされているラミア≠ニ云う表現が一番近かった。……しかしボクはそれ≠ェラミアだとは思わなかった。それ≠ヘもっとおぞましいものだ。
ロンの様子を見れば、ロンは滝の様に汗を流していた。……そんなロンの反応見て、それ≠フ正体に行き着く。
(あれは多分、≪神の悪意≫──サマエル)
ボクは【ハイスクールD×D】なアニメを見たことがないから判らないがついこの前、【ハイスクールD×D】を修行合間の休憩がてらロンから借りていたので文章上の特徴から直ぐに思い付いた。
「……“ばかばかしい(リディクラス)”」
ロンは、さっきのボクと同様に何とか≠ニいった具合でサマエル・ボガートに杖を向けそう唱えるとボガートはバシッ!≠ニ鞭で叩かれたような音と共に、蛇柄の財布となった。
そしてロンはハーマイオニーと立ち代わる様に、箪笥の前から離れた。よくよくロンの顏を確認すれば汗がうっすらと残っているのが判り、まだ完全には退いていないようだった。
それもそのはず、サマエルは≪神の悪意≫の他にも≪神の毒≫──そして、【ハイスクールD×D】な世界に於いては≪龍喰者≫とも呼ばれるほどの存在だ。
ロンは転生に次ぐ転生で、ほぼドライグと同調していて人型のドラゴン≠ニも云える存在へと昇格した事はロンから聞いている。……なのでロンからしたらサマエル──≪龍喰者≫は天敵なようである。
青い顔そのままにこちらにやって来たロンを元気付けて、闇の魔術に対する防衛術≠フ授業は終わった。
SIDE END
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