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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
185 始まる三年目
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……今日夕食を済ませたらこの部屋に来なさい。今日の夜から特別授業≠開始しましょう」

「今日からって──新学期開始早々ですね」

食い気味にマクゴナガル先生の言葉に反応してしまって羞恥のあまり「うぅ…」と轟沈したアニーは放っておき──俺とアニーの二人のみが受講出来た特別授業=B余りにも早く開講されるので少々面を食らってしまった。

「……あれ≠ヘ一朝一夕で習得出来るものでは決してありません。だから練習を始めるのなら、早ければ早いほどに越した事はないのです」

「あ、なるほど」

言われてみれば腑に落ちるもので、あれ≠ヘとても──変身術の最高峰の1つ≠ニ云っても良いほどに高度な魔法であり、その修得にかなりの年月が掛かる代物だった。……公開されている限りのそれ≠使える7人に関する文献を見る限り、人によっては10年も掛かったと云う例もあった。

……予習>氛氓烽ニいズルが出来ていた俺は多分だが、マクゴナガル先生の講座を3回ほど受けるだけで直ぐに修得出来るだろうと予測している。……しかし、マクゴナガル先生は俺が予習¥o来ていることは知らないので、修得までの速さを少々ゆっくりにしなければならない。

(……アニーに“アギトの証”を貸して在ったり無かったり部屋部屋≠ナ隠れながら練習すれば1年でいけそうだ)

そんな皮算用を脳内でしている内にマクゴナガル先生から「昼食へ向かって良いですよ」と言われ、俺とアニーはその指示通り昼食の為にホールに向かった。

それがマクゴナガル先生からの特別授業>氛汞動物もどき(アニメーガス)≠フ授業の第一歩だった。

SIDE END
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