【ハリー・ポッター】編
185 始まる三年目
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楽しい──嬉しい話をしようかの…」
ダンブルドア校長がそこから語ったのはルーピン先生の闇の魔術に対する防衛術≠フクラスの教授に着任すると云う話と、ハグリッドが魔法生物飼育≠ノのクラスに於いてハグリッド先生≠ニなると云う話だった。
……あまりな好ましい言い方ではないが──言ってしまえば知識£ハりの話だった。
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(さてどうするか…)
よく飲んで、よく食べ、よく騒いだパーティーの夜、グリフィンドール寮のベッドの上でもはや恒例の自問自答会≠脳内で開催していた。……その自問自答会≠フ議題の内容はやはり、今年はどうするか≠ナあった。
(アニーには守護霊の呪文(パトローナス・チャーム)≠授けちゃったしなぁ…)
それはルーピン≠フ出番を奪ってしまったと云う事にもなり得るが今年、吸魂鬼がこのホグワーツに蔓延るのが判っていた手前、アニーに守護霊の呪文(パトローナス・チャーム)≠教えない≠ニ云う選択肢はなかった。
(あ、そういえば)
守護霊の呪文(パトローナス・チャーム)≠ツいて考えていたらふとクィディッチに乱入してきた吸魂鬼を思い出し、連鎖的に全く≠ニ云っていいほど関わってこなかったクィディッチの事を忘れていたのを思い出す。
……クィディッチの事を思い出せば更に連鎖して自寮のチームであるグリフィンドール・チームのキャプテンであるオリバー・ウッドの事を思い出した。
(……クィディッチについても考えないとな──あぁ、そういや、オリバーが今年で最後か…)
俺はクィディッチは嫌いではないし、きっとアニーもクィディッチは嫌いではないだろう。……寧ろ音速以上で戦闘機動をとった事がある俺と、両親──特に父であるジェームズ・ポッターからその才能を存分に継承出来ているアニーからしたらクィディッチは得意な部類だろう。
いつもの三人の中で話に上がらなかったハーマイオニーだが、彼女自身がクィディッチが得意でない事を自覚していたのか、在ったり無かったり部屋≠ノて俺とアニーに箒の乗り方についても師事してきたので、箒の乗り方についても教授しておいた。
……最終的にはハーマイオニーは、その頑張りが功を奏したのか良い≠ュらいにまで向上した。……もちろん在ったり無かったり部屋≠ナのブーストも相俟っているのだろうが、やはりはハーマイオニー自身の頑張りの成果なのである。
閑話休題。
(……今年からクィディッチやるのもありっちゃ、ありか…?)
一年時はスリザリンにクィディッチ杯を取られ、二年時はレイブンクローが優勝するのを予想≠オた。……ニンバス2001≠携
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