第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change1:修行する赤〜Malice beating〜
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ん」
「こやつがあの三大勢力の戦を停戦まで追い詰めてドラゴンか。妾は羽衣九狐じゃ。まあイッセーをとして知っているとは思うが」
それにしてもまさか赤い龍からコンタクトを取ってくるとはな。少々驚いたな。
『まあ、こんな小僧だがこれからもよろしくな』
「そういえばドライグいったい何なんだ?近日中に至れるって?」
確かに気になるが、もしかすると―――。
『文字通りの意味だ。お前はあの雷娘との修行で急速に成長している。そしてお前は現在進化の分岐点に立っている状態だ』
なるほど。イッセーは今、禁 手と違った成長の道の分岐点に立っているということか。
『分岐は二つ。禁 手に至るか、又違った力の進化がある。それを決めるのは小僧の心構えしだいだ。よく考えておけ』
「確か禁 手に至るためには劇的な変化が必要なんだよな……。う〜ん」
それにしてもまさかもうその領域に達しているとはな。あのドラゴンと同じく驚きだな。まあこちらとしては皆の成長は大歓迎だが。
『そこにいる貴様』
「俺か?」
突然、赤龍帝に呼ばれた。
『そうだ、お前に聞きたいことがあるんでな』
俺に聞きたいことか…もしかして気づかれているのか……。
『おまえはいったい何なんだ?』
「「「ッ!」」」
赤龍帝の一声に真剣な表情になるイッセー、テュール、羽衣。
おそらく声音と声紋からはまだばれていない様子だな。
「何ってイッセーを介して聞こえてなかったのか?言っただろう、俺は現代を超越した兵器を操る兵士だ」
『本当にそれだけか?俺としてはお前にそれをはるかに超越するものがると勘が騒いでいる。本当にそれだけなのかお前は?』
勘が鋭いな…。さすが三天龍といったところか。
でもまだしゃべるわけにもいかないんでな。”すべてがわかってない今は”。
「それだけだ。俺にはあんたが言っている様な大層な存在でもない。ただすべての歴史の裏の闇から生まれた存在と思っていただければ結構だ」
『………。お前がそういうのならば仕方ない。なら待とう、お前の真実を』
そしてイッセーの籠手の宝玉から点滅が消えた。
「ごめんなシン。ドライグが変なこと聞いちまって…」
「別にかまわない。俺の力を見たら誰もがそう思うのは当然だ」
「でも、私は少し気になるなぁ〜。マスターがその力をどうやって手に入れたのか」
「妾も同感じゃ」
まったく変なことで注目が集まるな。まあこれも仕方ないか俺がイレギュラーである限りは・
「まあ、機会があったら少しは話してやるよ」
そして今日の修行は終わり、解散した。
―○●●●●○―
「『|禁 手《
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ