第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change1:修行する赤〜Malice beating〜
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といった経緯になっている。
最初は学業を疎かにさせないため軽くしたんだが、イッセー自身がもっと厳しくしてほしいとの要望があったので今ではテュールと手合わせをしている。
やはり籠手タイプの武器…それに片側だけの戦闘になると俺よりもテュールのほうが適任だ。
しかも合宿のときよりも身体能力や戦闘時の判断力反射神経が急激な成長を遂げている。
「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」
―――ドゴォォォン
そしてイッセーが壁に激突しそして体力が尽きたか仰向けになりそのまま地面にたおれていた。
「手合わせ終了。テュールもお疲れ様」
「はーい。それにしてもすごい成長だよイッセー!!あのときよりも加減を減らしたけど私の動きにほとんどついてこられるなんてね」
「ぜぇぜぇ…。まだ加減してるのかよ…だが正直テュールさんもそうだがそれを倒したシンはいったいどんだけ強いんだよ……」
俺って強いほうなのか?確かに今までの敵は普通に倒せたがあの時と比べるとぜんぜんだめなんだよな。特にパワーと速度が俺の反射についていかないから辛いところだが。
『それでもこの世界じゃあなたは強者の部類に入るほうよ?何せ聖書に記されている強者を倒したのだから』
俺としてはあまり自覚ができないんだが。
「だけどこれで一歩ぐらい『禁 手』に近づけた気がするな。もっとがんばらないとな!!」
そう。イッセーはこの修行を通して『禁 手』に至りたいといっていた。
確かライザー・フェニックスとの一線で一時見せたあの鎧が赤龍帝の籠手の禁 手らしい。
まあ、あのときの力はおそらく本来の禁 手の力を三割も出し切れていないみたいだが。
『まあ、その調子ならお前も近日に至れるかもしれないぞ?小僧』
「「!!」」
するとイッセーの籠手がの宝玉の部分が点滅しそこから聞きならない声が発せられた。
だが、イッセーの籠手から声が出てるとなると……。
「ちょっ!?急に出てくるんじゃねえよ。ドライグ!!」
やはり『赤 龍 帝ドライグ』。三天龍の一匹赤き竜の帝王と称されたドラゴンか。
この声は、確かあの時……。
『別によかろう。ここには裏の事情を知っている存在だけだ。それにお前との会話だけじゃつまらないからな』
なんというか。さすが己の欲望に忠実なドラゴンってところだな。
「まあ、いましょべっているのが伝説の三天龍の一匹『赤龍帝ドライグ』です」
「へぇ〜これがマスターが言っていたイッセーに宿っているドラゴンか〜。私はテュールよろしくねドライグさ
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