第14話
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」
そこにステラとベルフェゴールの高圧の締め付け攻撃によって敵の動きを一か所に固めて封じ込めるアーツが発動し、二人のアーツを受けたルーファスは身動きが取れなくなった。
「今よ、ご主人様!」
「止めを!」
「ああ!―――覚悟、ルーファス・アルバレア!!」
そしてベルフェゴールとステラの言葉に力強く頷いたリィンは一瞬でルーファスに詰め寄って太刀でルーファスの胸を貫いた!
「ガハッ!?………バ、バカな………こんな所で……私が果てると……いうのか………………どこで、綿密に練った我が計画が狂って……しまった………申し訳…………ん……オズ……………閣下…………」
リィンの太刀によって胸を貫かれた事によって心臓を破壊されたルーファスは口から大量の血を吐いた後悔しそうな表情で最後の言葉を呟いて絶命して地面に倒れた!
「………………(オズ………閣下……………少し気になるな。後で陛下達に報告するか。)――――貴族連合軍”総参謀”ルーファス・アルバレア、メンフィル帝国軍リフィア皇女親衛隊所属にしてユミル領主の息子、リィン・シュバルツァーが討ち取った!」
戦闘終了後ルーファスが最後に呟いたある言葉が気になったリィンはすぐに気を取り直し、元の姿に戻って太刀を掲げて宣言した。
「な、なななななな……っ!?て、”帝国解放戦線”の幹部達どころかルーファス・アルバレアが……!」
「そ、そんな…………ルーファスさんが………」
アイドスとの戦いによって戦闘不能になっていたデュバリィは混乱した様子でルーファス達の死体を見回し、リィン達の戦いを見守っていたアルフィン皇女は表情を青褪めさせて身体を震わせ
「おのれ―――――ッ!よくもルーファス様を……ッ!貴様だけは絶対に許さん!」
アルフィン皇女を護衛していた貴族連合軍の兵士は激昂して銃剣の銃口をリィンに向け、貴族連合軍の兵士の行動に気づいたリィン達は身構えた。
「させるかよっ!」
「ガッ!?」
しかしその時、何ともう一人の貴族連合軍の兵士が突然銃剣でリィンに銃口を向けていた兵士の喉元を銃剣で貫いた!
「ええっ!?」
「あら。」
突然の貴族連合軍の兵士の行動にセレーネは驚き、レンは目を丸くした。
「き、貴様、一体……何……を……………」
喉元を貫かれた事によって地面に倒れた兵士は信じられない表情で自分の喉元を貫いた貴族連合軍の兵士を見つめながら絶命した!
「クク、可愛い後輩達の大勝利に水を差すんじゃねぇよ。」
「え…………まさか、貴方は……!」
貴族連合軍の兵士の死体を見つめながら呟いたもう一人の貴族連合軍の兵士の声に聞き覚えがあったリィンが信じられない表情で兵士を見つめたその時兵士が被っていた兜を
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