第14話
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…こんな終わり方、俺は絶対に認めねぇ!おおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
アーツが終わるとヴァルカンは唇を噛みしめてレンを睨んだ後戦場の叫びと共に闘気を纏い、身体能力を上昇させるクラフト―――ウォークライで自身を強化した!
「戦場の叫び(ウォークライ)……うふふ、以前ランディお兄さん――――”闘神の息子”と一緒に戦う機会があったけど。その時にランディお兄さんが見せてくれた戦場の叫び(ウォークライ)と比べたらイマイチねぇ?」
「クク……まさかあんな”化物”とも面識があるとはな。確かに俺は”闘神の息子”みたいな”化物”と比べたら、下に見えるだろうなぁ。だが……俺の”焔”を本気にさせたからには、覚悟はできているんだろうなあっ!」
レンの評価を聞いて凶悪な笑みを浮かべたヴァルカンは咆哮を上げてレンを睨んだ後大技の構えをした。
「跡形もなく吹き飛ばしてやるっ!!うおおおおおおおおお―――――ッ!!」
ヴァルカンは大技を放つ為にバルカン砲に凄まじいエネルギーを溜め込んだ。しかし―――
「うふふ、わざわざ大技を受けてあげる義理はないわよ♪」
「な――――」
レンは子供とは思えない驚異的な身体能力で一瞬でヴァルカンに詰め寄り
「せーのっ!!」
「なあっ!?ぐおおおおおおおっ!?」
思いっきり振りかぶった大鎌をバルカン砲に叩きつけた!レンのクラフト―――パワフルスイングによってバルカン砲は真っ二つになると共に誘爆を起こし、その瞬間レンは大きく後ろに跳躍して爆発を間一髪で回避し、バルカン砲を持っていたヴァルカンは爆発に巻き込まれた!
「グウ…………野郎……!やってくれやがったな……!」
爆発の煙が晴れるとまだ無事な様子のヴァルカンが真っ二つにわれて使い物にならなくなったバルカン砲を片手に持ってレンを睨んだが
「クスクス、まだ終わらないわよ♪」
「グッ!?か、身体が……!?」
レンは研ぎ澄まされた殺意の冷徹な視線でヴァルカンの動きを一瞬で止め、レンのクラフト―――魔眼をその身に受けたヴァルカンは呻いた。
「うふふ、まずは逃げられないようにしないとね♪」
「グギャアアアアアアア―――――ッ!?」
魔眼によって動きを封じ込められたヴァルカンに詰め寄ったレンは大鎌を振るってヴァルカンの足を斬り落とし、両足を斬り落とされたヴァルカンは斬り落とされた部分から大量の血を噴出しながら地面に叩き落された!
「クスクス、それじゃあそろそろ”西ゼムリア通商会議”で”六銃士”に殺された”G”とノックス拘置所で自害した貴方の部下達の元に送ってあげる♪」
「なっ、”G”の旦那が殺されただと……っ!?どういう事だ……!”G”の旦那は自爆したって話だぞ!」
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