ガンダムW
1659話
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うですかと用意出来るとは思えない。
これは、セプテムが俺達に対して友好的であってもの話だ。
「そうだな。この後すぐにセプテムに話を通してくるけど、多分今すぐには無理だと思う」
「うむ。それに、奴等もシャトルに乗って宇宙にやってきたばかりじゃ。少しは休ませてやりたい」
「いや、宇宙船で移動しているのなら、その時点で休んでいるも同然だと思うんだけどな」
「その辺は気持ち的なものじゃよ」
サングラスを掛けたままのハワードがニヤリと笑ったのを見て、俺は小さく肩を竦める。
取りあえず今はこれ以上ハワードと話をしているのも何なので、セプテムと話をする必要がある。
「じゃあ、ちょっと話を通してくる。ハワードはそっちの2人と協力して仕事を進めていてくれ」
「全く……奴等だけではなく、儂も休ませて欲しいところなんじゃがな。久しぶりの宇宙は老骨に堪えるわい」
「嘘をつけ。お主のどこを見ても、そんな風には見えんぞ」
プロフェッサーGが、どこかからかうようにハワードに告げる。
この辺り、昔馴染みの気安さがあるからこそのものだろう。
そんな2人を老師Oは少し離れた位置で黙って見守っていた。
……何だか、老師Oがこの2人の父親に見えるのは俺の気のせいか?
いや、父親というのはちょっと言い過ぎかもしれないが。
それでも責任者的な立場というか……
それを口に出そうとかとも思ったが、もしここでそれを言ったら色々と不味い事になると判断し、老師Oの事は置いておいてセプテムとの交渉をする為に部屋を出るのだった。
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