第10話
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
。デッキから1枚ドローしてエンドフェイズに手札をすべて捨てる。さらに2枚発動。それから【闇の誘惑】2枚ドローして【邪帝ガイウス】を除外。やっとか。【テラ・フォーミング】を3枚発動して【擬似空間】を3枚手札に加えて張り替えていく。そしてカードを2枚伏せて【命削りの宝札】を発動。手札が3枚になるようにドロー。2枚伏せてターンエンド。エンドフェイズ時に【無の煉獄】で手札を全て墓地に送る」
柊修造 LP500 手札0
場 擬似空間
セットカード4枚
「何がしたかったのかは分からないけど、このまま私が押し切る!!私のターン、ドロー!!」
「スタンバイフェイズ、【マジカル・エクスプロージョン】を発動!!墓地の魔法カード1枚に付き200のダメージを与える。墓地にある魔法カードは26枚、よって5200のダメージを与えるんだが、これが切り札だ!!チェーンして【ライフ・チェンジャー】」
「『【ライフ・チェンジャー】?』」
「知らないだろうから説明しよう。効果は単純だ。お互いのライフの差が8000位上の時に発動できる。お互いのライフを3000にする」
「『えっ?』」
柊修造 LP500→3000
柊柚子 LP10000→3000
「希望を持たせて、それを摘み取る。その瞬間こそ、そいつの心が表面にはっきりと浮かび上がる。一度に5000以上のダメージ、こいつは効くぞ。オレがチャンピオンだった10年で何人が引退しただろうな。はっきりとは覚えていない。ほれほれ、アクションカードが落ちてるぞ」
青ざめている柚子が急いでアクションカードを拾い、嬉しそうにする。
「アクションマジック【加速】「アクションマジック【ノーアクション】アクションマジックを無効にする。さらに威力が上がったな」そ、そんな!?」
拾わずにDホイールに引っ掛けて隠し持っていたアクションマジックを発動してダメージを確定させる。
「言ったはずだ。暴力はより強い暴力に潰されるだけだと。終わりだ柚子」
【マジカル・エクスプロージョン】の巨大な魔力弾が柚子とDホイールを飲み込む。
「きゃああああああ!?」
柚子 LP3000→0
デュエルが終了すると同時にオートをマニュアルに切り替えて柚子の落下地点に急ぐ。抱きかかえようと手を伸ばすも、目の前に転倒しているDホイールが目に入り、Dホイールから飛び降りて柚子を空中でキャッチして抱き込み、受け身も取れずにコースに叩きつけられる。だが、親の意地で柚子に怪我を負わせないようにだけ気をつける。Dホイールは激突し、そのままスタジアムの壁に激突して炎上する。
「ゆ、柚子、大丈夫か」
「お父さん、血が」
ああ、視界の右半分が赤いと思ったら血が流れてるのか。
「オレは大丈夫だ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ