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風魔の小次郎 風魔血風録
112部分:第十話 小次郎と姫子その十
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るのだった。
「ここから見たら本当に小さいですね」
「サッカーグラウンドや野球場もあるぜ」
 そこもまた姫子に指差して告げる。
「ボウリング場だって。何か色々あるよな」
「ミニチュアみたいですよね」
「おっ、ミニチュアか」
「はい」
 微笑んで小次郎の言葉に答える。

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