家族
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すが俺とは関係のない話だ」
千冬は思わず怒りを覚えそうになるがそれを抑えた、正しいからだ。どのような事情があったにしろ自分は弟ではない、勝手にそちらが勘違いしている被害者なのだからと。
「もう一度言います、未来院に対する侮辱をした場合……俺は誰であろうと……」
「ああ、解った……」
念入りに確認すると一夏は去って行った、割り当てられた部屋へと向かったのだ。その後ろ姿はやはり一夏に似ているが全く違うように見える。千冬は泣きそうな瞳を擦ると窓の外へと視線をずらした。
「ぁぁっ……一夏、お前は、私を恨んでいるか……?」
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