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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
43ウィズ天使の目的を知らされて泣く
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庭の中で、永遠に揺りかごに揺られて安全に暮らす」のを目指しているのだと聞かされて泣いた。
「まさか、あの天使達は、人間や亜人が破滅しないように、発明した人や、それを見た人ごと街を潰してきたなんて」
そこで凄まじい魔力や防御力を感じ、凍り付いたウィズに天使の一人が話しかけた。
「お前はリッチーか? それは裏コードのような物で、虐げられたものだけが、誰かを救う時にだけ、自らの命を代償として行使できる力。また我ら天使に歯向かいに来たか?」
「貴方が、上級天使……」
アイリス姫と同じ顔をしたょぅじょ天使は、順番待ちなのかカズマの輪姦に参加せず、リッチーの気配に気づいてやって来た。
ドラゴンの少女と同じで「消えろ」と言えば川の中にでも、宇宙の彼方にでも放り出せるので、敵対できる相手とは思っていなかったが、話し合える知能や知性を持っているとは感じていた。
「その通り。私たちは月や火星に残っていた人類に作られたロボットだ。数万年経ってここまでの力を持ち、恒星間航行まで可能になり、惑星を移動させ作り直したが、それは全て人類の延命の為、脆弱な人間とは、宇宙空間の無重力や真空の世界では生きられないのだ」
飛行機や蒸気機関、それらはほんの数十年から百年で、ロケットと核兵器に代わり、イントレランスな人類なら相互確証破壊で死滅する。
もう少し長持ちしても、宇宙に出た時点で人類としては生活できず、無重力空間では脊髄が生成されず、重力方向が分からずに死産になる。六分の一の重力では、身長が3メートルを超えるような化け物にしかならず、骨も肉も正常に発育せず、成長痛で地獄の苦しみを味わい、永遠に地球への帰還は出来ない。
大御所が作ったFREEDOMとかターンAはファンタジーであってSFではない。月星人が地球に降りた瞬間に1Gの重力で潰れて足も肋骨も背骨もへし折れ、心臓も血液の循環すらできずに死ぬ。
「私達は普通の日常を送って、つつましく生きていただけなのにっ、不便な暮らしを少しでも便利にしたかっただけなのにっ」
そうなじっても、天使の言い分の方が真っ当で、何度も何度も破滅を見てきた天使が、新しい発見を決して許さない意味を知ったが、そう言わなければ今までに失われた命が納得してくれなかった。
「それを補うために「魔法」というインフラを準備したのだ。誰でも便利に使えて眠れば補充される魔力、それがあれば生きていける」
「どうしてっ、どうして子供まで殺したのっ! あの城塞も小さな子まで全部っ!」
もう取り乱して、先日見た城塞が全滅して、子供も何もかも、全てが消されたのをなじり続けたウィズ。
「命とは循環するものだ、死んだ者も地面にしみ込んだ雨粒が流れる川に合流し、やがて海に辿り着き、また雨として降るように、また生れ落ちて来る。現在の人類の数を教えてやろ
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