暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1655話
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NジャマーUがある。
 元々通信を阻害する効果のあったNジャマーだが、それを更に通信の阻害に効果を特化させたNジャマーUであれば、遠距離からの操作なんて真似は出来なくなる。
 そうすれば、突然姿を現したバルジの異常性を更に際立たせる事になるし、未知の勢力という事で、シャドウミラーが……本物のシャドウミラーが来た時に、受け入れる土壌ともなる、か?
 まぁ、敵対的な反応をされれば、こっちも敵対的な反応をするんだから妙なちょっかいを出して来た勢力も被害を受け、結果としてホワイトスターの方のシャドウミラーが来た時に過剰な反応をしないとも限らないんだが。
 当初想定していたよりもかなり派手な事になりそうではあるが、その間にハワード、ピースミリオン、デスサイズヘル、アルトロンガンダム、ウイングゼロといった件は全て解決してくれるのであれば、万々歳だ。
 最大の難点としては、バッタやメギロート、量産型Wのような存在がいないから、俺が全てをやらなければいけない事か。
 俺がD-120コロニーから消えているのも、1日2日程度であればまだしも、何日、何週間も続けてとなるとさすがに怪しまれる。
 つまり、ある程度姿を見せたら隠れる必要がある訳だ。
 一応やれば出来るだろうが……まぁ、その辺りはいつまでもずっと出しておかなければならないって訳じゃないし、一度やったらある程度日数を開ければ大丈夫か。

「凛、綾子。俺は数日くらいここを留守にするけど、上手く誤魔化しておいてくれ」
「はいはい、そのくらいなら何とかなるから、頑張ってきて頂戴。どんな風に驚かせてくれるか、楽しみにしてるから」

 凛は笑みを浮かべながら、そう告げるのだった。
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