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吸血姫はアホ可愛い!・ω・`)
47話「ロリへの愛は世界を救うか?R〜苦しみの魔王?〜」
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した!だから他人じゃないよ!だから虐めて苦しめても良いんだ!家畜は僕に食べられるために生まれてきたんだからね!さぁ!ブラドの絶望をみなよ!悪党を根絶やしにするために、よりによって悪徳都市で公務員になって、腐敗を浄化しようとした輝かしい過去をさぁー!ははははははっ!うひひひひっ!こういう滑稽さは美味しくないけど笑えてくるねぇ!」

またもや光景が切り替わる。30代の若いブラドさんが投影されていた。この頃は白いスーツが好きじゃなかったのか。そこらへんで安売りしている青い紳士服を着ている。
その目には、白真珠と同じ明日への希望があった。どんな困難が来ようが自分なら克服できる。祖父と孫娘はどっちも酷すぎる環境で育ったにもかかわらず、正義の心をその魂に宿していたらしい。
その周りには、ブラドさんの妻と娘がいた。どっちも銀髪で白真珠によく似ている。オッパイが大きくて豊満で、女性的な魅力に溢れている銀髪の美女だ。たまらんオッパイだ。もう二度と、俺はオッパイを揉むずに酷い目に合うなんて最悪すぎる。

「さぁ!ここから絶望の始まりだっ!家畜君も知っているかもしれないけどっ!ブラドは悪徳都市を支配する連中に抗議し、大切な娘と妻を誘拐された事は知っているかなぁ?
美しいメスの家畜は、家畜社会ではどのような欲望の対象になるか分かるよねぇー?確か家畜は胸が大きいメスが大好きで、白い肌が大好物だった気がするよ?」

「やめろ……やめろー!ゲス野郎ー!」

俺は結末を知っている。白真珠が誕生する原因となった悲劇。あの愛らしい銀髪ロリ娘とよく似ている銀髪美女達が、悪党の餌食になる光景を見たくない。
目を瞑っても無駄だ。ここは苦しみの魔王が支配する夢の世界。目の前に――大勢の男たちに嬲りものにされている銀髪巨乳美女がいる。正気を失って恍惚感を浮かべたアヘ顔だ。
千年の恋も冷めてしまうような酷すぎる顔で……悪党達の欲望を解消するための肉人形と化していた。どれだけすごい美女でも、こうなったら台無し。俺は虚しい気持ちになる。この世は鬼畜陵辱エロゲーの類なのかもしれない。
そんな最低最悪な状況を、遠くからブラドさんが見ている。片手に持つ銃で、銀髪巨乳美女の頭を打ち抜き、その後、悪党どもを次々と射殺し、絶望に泣き震えているように見えた。

「家畜君、今の光景の意味がわかるかなぁ?
ブラドはね。誘拐された妻と娘を探すために、とんでもない苦労をしたんだよ。恐ろしい事に汚職にも手を染めて、財産を使い果たして探偵どもに金を注ぎ込み……ようやく愛する妻を見つけたら――ブラドは殺してしまったのさ。
自分以外のオス達に奉仕する淫乱な妻を見て、深い苦しみを感じて、その心を抑えきれず……ついつい、愛する妻を殺してしまったんだよ!どうだい!この絶望っ!絶望の感情は食えないけど、他の美味
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