第3話。変人の得物。
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った久宇舞弥(冷淡な人。)姉ちゃんが
あの鉄仮面をひくひくと引きつらせていた。
やるな親父。俺、まだ舞弥姉ちゃんを笑わしたことないのに・・・・くっ!これじゃ関西人の名折れやで!
せやから、ひさうぶり〜って言ったら目線で殺されそうになった。絶・対・零・度!!
ちなみにシロちゃんはまだ魔術回路を作れてないらしい。でもこの間手ごたえを感じたって言ってたからもう少しだろう。
俺に至っては体の表面にユラユラと揺らめく魔力に向かって、動くなドアホ!って言ったら固まった。
うん。俺も何言ってかようわからん。なんか魔力がかちんこちんに固まっとんよ。
親父も舞弥姉ちゃんも頭が痛そうだった。え?なに親父?頭痛が痛い?さよでっか。
とりあえずなんかめっちゃ固まっとんよ。あと魔力放出って持ってる物も魔力を覆えることができるからそれの練習ばっかしてたわ。
始めのころは集中してへんとちゃんとできへんかったけど、最近はぼけ〜としながらでも魔力で覆えることができる様になったんよ。
ここまで来ると、なんか一端のもんになった気がしてきての、固くなるんやったら得物を持ってみたくなったんよ。
まぁぶっちゃけ、たいがーの竹刀かっけぇって思ったからなんだが・・・・
で、何にするかって考えたところ、
手に持てるもの+固い→鈍器+たまたま読んでいたルーキーズ→バット+もっとごっつい感じがええって思い→よって木製バットに釘を打つことにした。
「でけたーエ○カリボ○グ〜〜〜」
「なぜそうなる!!なぜ!?」
おっ、舞弥姉ちゃんに始めてリアクション取らせた。やったぜ!
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